2024年に発売されたDJI新製品まとめ!2025年の新製品リーク情報も紹介

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DJI(大疆创新科技有限公司)は、中国深圳市を拠点とするドローンメーカーです。

民間および商業用途向けのドローンを手掛けており、業界内でトップレベルの高い知名度を誇ります。

そんなDJIは、ドローンを始め、マイクやカメラ、ゴーグルなど多くの製品を販売していることで有名です。

また、毎年様々な製品をリリースし、大きな話題を呼んでいます。

そこでこの記事では、2024年にDJIが発売した新製品の概要やスペック、特徴などを紹介します。

さらに、2025年に発売予定の新製品リーク情報も解説します。

リーク情報に関しては、あくまで予想されている予想情報であるため、確実な情報はDJI公式サイトにお問い合わせしてください。

この記事でわかること
・2024年に発売されたDJIの新製品について
・2025年に発売が予定されている新製品のリーク情報

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【2024年5月17日発売】Zenmuse H30T

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出典:DJI

Zenmuse H30Tは、DJIの最新マルチセンサーペイロードで、広角カメラ、ズームカメラ、赤外線サーマルカメラ、レーザー距離計、近赤外線補助ライトの5つのモジュールを一体化しています。

項目名 内容
製品名 Zenmuse H30T
重量 920±5g
対応機種 Matrice 300 RTK(DJI RC Plusが必要)、Matrice 350 RTK
ズーム性能 光学ズーム:最大34倍
デジタルズーム:最大400倍
赤外線カメラ 動画解像度:1280×1024@30fps
温度測定範囲:-20℃~600℃
レーザー距離計 測定範囲:3~3000 m
保護等級 IP54
特徴 ・最大34倍の光学ズーム
・IP54の防塵・防水性能
・夜間撮影や霧環境での高性能映像対応
用途例 ・インフラ点検
・災害時の捜索・救助
・エネルギー検査

ズームカメラは1/1.8インチCMOSセンサーを搭載し、最大34倍の光学ズームと400倍のデジタルズームを実現します。

赤外線サーマルカメラは1280×1024ピクセルの高解像度で、最大32倍のデジタルズームが可能です。

レーザー距離計は3~3000mの測定範囲を持ち、精度の高い距離測定が可能です。

保護等級はIP54で、-20℃~50℃の環境で動作し、全天候型の運用に対応しています。

夜間撮影モードや電子式ヘイズ除去機能を備え、低照度や霧の多い環境でも鮮明な映像を提供します。

Matrice 350 RTKやMatrice 300 RTKと互換性があり、公共安全、エネルギー検査、水源保護、林業など、さまざまな業務での活用が期待されます。

【2024年7月17日発売】DJI SDR Transmission

DJI SDR Transmissionの画像

出典:DJI

DJI SDR Transmissionは、ソフトウェア無線(SDR)技術を活用した高性能映像伝送システムで、ドローンやプロフェッショナル撮影機器に最適です。

項目名 内容
製品名 DJI SDR Transmission
重量 約145g(アンテナを含む)
サイズ 86.5×64×32mm(長さ×幅×高さ、アンテナを除く)
最大伝送距離 SDRモード:3km (FCC)、2km (CE/SRRC/MIC)
Wi-Fiモード:200m
映像伝送遅延 SDRモード:80 ms(カメラおよび画面表示の遅延を含む)
Wi-Fiモード:110 ms
動画解像度 最大1080p/60fps
消費電力 8.2W
動作環境温度 -10℃~40℃
特徴 ・SDRとWi-Fiの両方の動画伝送モードに対応
・高い安定性と耐干渉性を実現
・最大20 Mbpsの高ビットレートで1080p/60fpsのライブ映像に対応
・自動周波数ホッピングによる干渉回避機能
・軽量設計で携帯性に優れる
用途例 ・プロフェッショナルな映像制作現場でのリアルタイムモニタリング
・ドローン撮影時の映像伝送
・ライブイベントでの映像配信

最大伝送距離は3km(国内仕様は2km)で、1080p/60fpsの高画質映像を20 Mbpsのビットレートでリアルタイム伝送します。

伝送遅延はわずか35 msで、滑らかな映像モニタリングが可能です。

システムは2.4 GHz、5.8 GHz、DFS帯域での自動周波数ホッピングに対応し、複雑な無線環境でも安定性を確保します。

複数のデバイスでのモニタリングをサポートし、トランスミッター1台で無制限のレシーバー接続が可能です。

さらに、SDIやHDMI出力を備えたレシーバーにより、プロフェッショナルなモニタリングが可能です。

SDI経由でカメラのメタデータも伝送でき、リアルタイムで撮影情報を確認できます。

軽量設計と折りたたみ式アンテナを備え、ポータビリティと実用性を両立しています。現場での柔軟な運用を支える設計が特徴です。

【2024年9月5日発売】DJI Neo

DJI Neoの画像

出典:DJI

DJI Neoは、重量約135gの手のひらサイズの超軽量ドローンで、送信機を使わず手のひらからの離着陸が可能です。

項目名 内容
製品名 DJI Neo
重量 約135g
対応機種 DJI Flyアプリ、DJI RC-N3送信機、DJI Goggles 3、DJI RC Motion 3
ズーム性能 デジタルズーム:最大2倍
赤外線カメラ 非搭載
レーザー距離計 非搭載
保護等級 未公表
特徴 ・手のひらサイズの超軽量ドローン
・送信機不要で手のひらから離着陸可能
・1/2インチイメージセンサー搭載、4K/30fps動画撮影対応
・AIアルゴリズムによる被写体追跡機能
・最大飛行時間:約18分
・内部ストレージ:22GB
用途例 ・Vlog撮影
・日常生活の記録
・アウトドアアクティビティの撮影
・ソーシャルメディア向けコンテンツ作成

さらに、1/2インチイメージセンサーを搭載し、12MPの静止画や4K/30fpsの動画撮影に対応しています。

また、AIアルゴリズムによる被写体トラッキング機能を備えており、サイクリングやハイキングなどのアクティビティで魅力的なフォローショットを簡単に撮影できます。

加えて、クイックショット機能により、ドローニーやサークルなど多彩な撮影モードをワンタップで利用可能です。

Wi-Fi経由でスマートフォンと直接接続し、DJI Flyアプリの仮想ジョイスティックを使用して最大50mの範囲で操作できます。

さらに、内部ストレージは22GBを備えており、外部SDカードには非対応です。

飛行時間は最大約18分で、全面保護プロペラガードを装備しているため、屋内外問わず安全な飛行が可能です。

価格は、機体単体モデルが34,100円で、送信機などをセットにした「DJI Neo Fly Moreコンボ」が58,300円となっています。

このようにDJI Neoは、初心者から上級者まで幅広いユーザーに適した扱いやすいドローンと言えます。

【2024年9月19日発売】Osmo Action 5 Pro

Osmo Action 5 Proの画像

出典:DJI

Osmo Action 5 Proは、DJIの最新アクションカメラで、1/1.3インチCMOSセンサーを搭載し、最大40メガピクセルの静止画撮影と4K/120fpsの動画撮影が可能です。

項目名 内容
製品名 DJI Osmo Action 5 Pro
サイズ 70.5×44.2×32.8 mm
重量 146g
防水性 防水ケースなし:20m、防水ケース使用時:60m
センサー 1/1.3インチ CMOS
レンズ 視野角:155°、絞り:f/2.8
動画解像度 最大4K@120fps
フルHD (1080p)@240fps
バッテリー 1950mAh、最大駆動時間:約240分
内蔵ストレージ 64GB
ディスプレイ フロント:1.46インチ OLED
リア:2.5インチ OLED
ブレ補正 RockSteady 3.0、ホライゾンバランス
接続 Wi-Fi 6、Bluetooth 5.1
動作環境温度 -20℃~45℃

デュアルOLEDタッチスクリーンを備え、前面1.46インチ、背面2.5インチの高輝度ディスプレイで視認性が向上しています。

バッテリー容量は1950mAhで、4K/60fps撮影時に2時間以上の連続録画が可能です。

防水性能は20mまで対応し、過酷な環境下でも使用できます。

内蔵ストレージは47.8GBで、microSDカードなしでも撮影が可能です。

また、DJI Mic 2との直接接続に対応し、高品質な音声収録が可能です。

新たに被写体トラッキング機能を搭載し、動く被写体を自動で追尾します。

さらに、360度ホライゾンロック機能により、カメラの傾きに関係なく水平な映像を維持できます。

Wi-Fi 6やUSB 3.0に対応し、高速なデータ転送が可能です。

価格は349ドル(日本円で約38,000円)からで、「接着式フラットベース」「水平-垂直保護フレーム」などのさまざまなアクセサリーが付属しています。

【2024年10月15日発売】DJI Air 3S

DJI Air 3Sの画像

出典:DJI

DJI Air 3Sは、旅行や空撮愛好家向けに設計されたデュアルカメラ搭載のドローンです。

項目名 内容
製品名 DJI Air 3S
重量 724g
サイズ 折りたたみ時:214×101×89mm
展開時:266×325×106mm
最大飛行時間 45分
最大伝送距離 20km(FCC)、10km(CE)
カメラ ・広角カメラ:1インチCMOSセンサー、50MP、有効焦点距離24mm
・中望遠カメラ:1/1.3インチCMOSセンサー、48MP、有効焦点距離70mm
動画解像度 最大4K@120fps
フルHD (1080p)@240fps
障害物検知 全方向デュアルビジョンシステム
動作環境温度 -10℃~40℃

メインカメラには1インチCMOSセンサーと24mmレンズを採用し、50MPの高解像度で広大な風景を鮮明に撮影できます。

サブの70mm中望遠カメラは、1/1.3インチCMOSセンサーと48MPの解像度を持ち、ポートレートや被写体のクローズアップに最適です。

両カメラとも最大14ストップのダイナミックレンジを備え、4K/60fps HDR動画や4K/120fpsのスローモーション撮影に対応しています。

また、新機能のフリーパノラマモードにより、柔軟な撮影範囲の選択が可能です。

全方向障害物検知システムやスマートRTH機能を搭載し、夜間飛行時の安全性も向上しています。

最大飛行時間は約45分で、20kmの映像伝送が可能です。

さらに、42GBの内蔵ストレージを備え、microSDカードによる拡張もサポートしています。

重量は約724gで、持ち運びやすさと高性能を両立しています。

【2024年11月6日発売】DJI Goggles N3

DJI Goggles N3の画像

出典:DJI

DJI Goggles N3は、FPV飛行体験を手頃な価格で提供する高性能ゴーグルです。

項目名 内容
製品名 DJI Goggles N3
重量 536g(バッテリーとヘッドバンドを含む)
サイズ 折りたたみ時:193×163×103mm
展開時:206×163×132mm
画面サイズ 3.5インチ
解像度 1920×1080
リフレッシュレート 最大60Hz
視野角 (FOV) 54°
動作環境温度 -10℃~40℃
バッテリー容量 2450mAh
最大駆動時間 約2.7時間
対応SDカード microSD(最大512GB)
映像伝送システム O4
動作周波数 2.4GHz / 5.1GHz / 5.8GHz
最大伝送距離 DJI Avata 2使用時:13km(FCC)、10km(CE/SRRC/MIC)
DJI Neo使用時:10km(FCC)、6km(CE/SRRC/MIC)
遅延 DJI Avata 2使用時:平均31ms(1080p/100fps)
DJI Neo使用時:平均58ms(1080p/60fps)

DJI NeoやDJI Avata 2と組み合わせることで、臨場感あふれる飛行が可能です。

眼鏡をかけたままでも使用できる設計で、度数調整や追加レンズの装着が不要です。

1080pの超ワイドLCDスクリーンと54°の視野角により、鮮明で没入感のある映像を提供します。

最新のO4デジタル映像伝送システムを搭載し、1080p/100fpsのライブ映像を平均31msの低遅延で伝送します。

最大伝送距離は13kmで、安定した映像伝送が可能です。

バッテリー駆動時間は最大2.7時間で、長時間の飛行にも対応します。

さらに、ARカーソル機能により、直感的な操作が可能です。

価格は34,320円(税込)で、コストパフォーマンスに優れています。

【2024年11月26日発売】DJI Mic Mini

DJI Mic Miniの画像

出典:DJI

DJI Mic Miniは、2024年11月26日に発売された超軽量・コンパクトなワイヤレスマイクシステムです。

項目名 内容
製品名 DJI Mic Mini
トランスミッターサイズ 26.55×26.06×15.96mm
トランスミッター重量 約10g(クリップマグネットを除く)
レシーバーサイズ 46.50×29.61×19.32mm
レシーバー重量 約17.8g(インターフェースカバーを含む)
最大伝送距離 400m(障害物や干渉のない開けた環境で測定)
バッテリー容量(トランスミッター) 114mAh
バッテリー容量(レシーバー) 170mAh
充電時間(トランスミッター) 約90分
充電時間(レシーバー) 約100分
駆動時間(トランスミッター) 約11.5時間(ノイズキャンセリングオフ時)
駆動時間(レシーバー) 約10.5時間(ノイズキャンセリングオフ時)
動作環境温度 -10℃~45℃
無線モード動作周波数 2.400~2.4835GHz
Bluetoothプロトコル Bluetooth 5.3
極性パターン 無指向性
周波数応答 ローカットオフ:20Hz~20kHz
ローカットオン:100Hz~20kHz
最大音圧レベル(SPL) 120dB SPL
等価ノイズ 24dBA

トランスミッターの重量は約10g、サイズは26.55×26.06×15.96mmで、目立たず快適に装着できます。

高品質な無指向性オーディオ録音に対応し、2段階のノイズキャンセリング機能(ベーシックと強)を備えています。

バッテリー駆動時間は、トランスミッターが最大約11.5時間、レシーバーが約10.5時間、充電ケースを併用することで合計48時間の長時間使用が可能です。

最大伝送距離は400mで、安定した音声伝送を実現します。

また、DJI OsmoAudio™エコシステムの製品と直接接続でき、スマートフォンやカメラ、パソコンなど多様なデバイスに対応しています。

自動制限機能により、音声入力が大きすぎる場合に自動的に音量を下げ、クリッピングを防止します。

クリッピングとは・・・録音などの場面で、入力される音圧が機材の処理可能な範囲を超えると、音が歪み、ノイズが発生する状態を指します。

さらに、モノラルとステレオの両方の録音に対応し、ポストプロダクション(撮影や収録後の編集や仕上げ作業)での柔軟性が向上しています。

これらの特徴により、DJI Mic MiniはVlog撮影やインタビュー、ライブ配信など、さまざまなシーンで高品質な音声収録をサポートします。

【DJI新製品リーク】DJI Air4

DJI Air4のリーク情報の画像

出典:DJI

DJIの次期新製品として、DJI Air4発売が噂されています。

2023年7月に発売されたDJI Air3のリリースから時間が経過しているため、新モデルの発表が近いと予想されています。

最近では、DJI Air4に内蔵されるバッテリーの写真とされる画像がSNSに投稿され、話題を呼んでいます。

次期DJI Air4には、飛行時間の延長や、1インチセンサーの採用による画質向上が期待されています。

また、360度障害物回避機能のさらなる改善も噂されています。

このようなリーク情報により、ドローン業界内で注目が集まっています。

多くの関係者がAir4の登場を心待ちにしており、発売されれば市場に大きな影響を与えると考えられています。

DJI公式サイトからは、まだ発表されていないため、発売まで新製品の情報を調査しながら待ちましょう。

【DJI新製品リーク】OSMO360

OSMO360のリーク情報の画像

出典:DJI

DJIが間もなく発表すると噂されている「OSMO360」は、GoProに匹敵する新しい360度カメラとして注目を集めています。

すでにFCC認証を取得しており、製品リリースが近い可能性が指摘されています。

FCC認証とは・・・アメリカ合衆国で無線機器やBluetooth機能を搭載した製品を販売する際に、取得が義務付けられている規制の一種です。

リーク情報によれば、公式図面やアーティストのインプレッションが流出しており、製品の特徴が一部明らかになりました。

このカメラはデュアルレンズを搭載し、前面と背面にレンズを備えることで360度の映像を完全にキャプチャ可能とされています。

また、前面ディスプレイやシンプルな制御インターフェイスが搭載され、電源ボタンやクイック設定ボタンも備わっているとのことです。

コンパクトなデザインが特徴で、持ち運びにも便利と期待されています。

日本で発売される際には技適マークが必要とされており、認証取得が進められていると予想されます。

GoPro市場への新たな挑戦として、OSMO360の発表に注目が集まっています。

【DJI新製品リーク】DJI Avata 3

DJI Avata 3のリーク情報の画像

出典:DJI

「DJI Avata 3」の発売が予想されており、次回リリースは2026年になる可能性が高いとされています。

2024年4月に発売された「Avata 2」の進化版として、さらなる改良が期待されています。

特にカメラ性能では1インチセンサーの搭載が予測されており、高画質撮影が可能になるでしょう。

ブレ補正技術はさらに強化され、滑らかな映像が撮影可能になることが見込まれています。

また、映像伝送性能も改善され、より安定した接続が実現される可能性があります。

「Avata 3」は、DJI FPVシリーズの新モデルと共に登場する可能性もあり、操作性やGyroflow対応の進化が期待されています。

これにより、従来モデルとは一線を画す「使える機体」として登場することが期待されています。

新たな技術と改良が組み合わさることで、プロフェッショナルからアマチュアまで幅広いユーザーに支持されることが期待されます。

まとめ

本記事では、2024年に発売されたDJIの新製品を1つずつ詳しく紹介しました。

また、2025年に発表予定のDJI新製品のリーク情報も解説しました。

DJIは毎年、ドローンやカメラ、最新マイクなどリリースし、多くのユーザーから支持されています。

まだ発売されていないDJIの新製品についても、X(旧Twitter)やInstagram、YouTubeなどでリーク情報が出回っており、中には内部からの情報もあることから信憑性が高いものもあります。

しかし、リーク情報通りの製品が販売されない場合もあるため、情報を完全に信じるのではなく、あくまで参考程度に考えることをおすすめします。

当サイトでは、リーク情報が公開され次第、情報を追記しますので定期的にご覧ください。

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