mikami – DRONE SCHOOL PORTAL https://www.cfctoday.org 日本最大級のドローン資格・免許専門サイト Mon, 02 Sep 2024 07:29:52 +0000 ja hourly 1 https://wordpress.org/?v=6.1.7 https://www.cfctoday.org/wp-content/uploads/2022/03/cropped-shutterstock_593653172-scaled-1-32x32.jpg mikami – DRONE SCHOOL PORTAL https://www.cfctoday.org 32 32 【2024年最新】ドローン免許(国家資格)取得にかかる費用はどれくらい? https://www.cfctoday.org/column/drone-license-money/ Fri, 30 Aug 2024 05:01:42 +0000 https://www.cfctoday.org/?p=16366 2022年12月5日からドローン免許制度(国家資格化)がスタートしてから、飛行許可申請を簡略化したいパイロットはドローン民間資格、ドローンをビジネスとして利用するパイロットは国家資格を取得するようになりました。

ドローン免許(国家資格)は、車の運転免許証のように、保有していないと操縦できないというわけではないため、2024年8月現時点では取得しなくてもドローンを操縦できるのが現状です。

しかし、2025年12月にドローン民間資格による飛行許可申請が廃止されることが発表されてから、ドローン国家資格取得の重要性がさらに上がりました。

そこで多くの方が、ドローン免許(国家資格)の取得費用はどれくらいかかるのか気になっていると思います。

この記事では、ドローン免許(国家資格)の取得時にかかる費用相場を詳しく解説しています。

また、ドローン民間資格取得時にかかる費用相場についても、民間資格の種類ごとに徹底解説しているので参考にしてください。

この記事を読むと分かること
・ドローン免許(国家資格)取得時にかかる費用相場
・ドローン民間資格取得時にかかる費用相場

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ドローン免許(国家資格)取得時にかかる費用相場

ドローン免許(国家資格)の取得には、以下3つの費用が掛かります。

ドローン免許(国家資格)取得時にかかる費用
・受講料金
・試験料金
・国家資格の交付料金

それではここから、各項目の概要を説明した後、スクールの受講から国家資格取得までに必要な総費用を算出し、最後にご紹介します。

受講料金

ドローン免許(国家資格)を取得するためには、独学とドローンスクールを受講する方法があります。

独学でもドローンの知識と操縦技能は習得できますが、ドローンスクールに通う方が確実に身に付くためおすすめです。

ドローン国家資格は、国土交通省「登録講習機関」に認定されたドローンスクールでしか受講できないので注意が必要です。

そのため、ドローンスクールを選ぶ際には、国土交通省が公表している「登録講習機関一覧」から選択することをおすすめします。

講習費用はスクールによって異なり、受講者が「初学者」か「経験者」かの分類によって料金や講習の日数も変動します。

そのため、ドローンスクールの受講を考えている方は、事前に各スクールに直接問い合わせましょう。

一般的なドローン免許(国家資格)における講習費用の目安は次の通りです。

なお、特定のコースで追加の講習を受ける場合、ここで提示する料金よりも高くなる可能性があります。

資格区分 講習費用の目安
一等無人航空機操縦士 経験者:50万円前後
初学者:80万円前後
二等無人航空機操縦士 経験者:15万円前後
初学者:40万円前後

当サイトでは、愛知県名古屋市で一等・二等無人航空機操縦士の国家資格が取得できる『ドローン免許学校(旧NBドローンスクール)』をおすすめしていますが、国家資格取得にはいくらかかるのでしょうか。

以下は、当サイトで最もおすすめしているドローン免許学校(旧NBドローンスクール)で受講した場合の費用を紹介します。

資格区分 コース 講習内容 講習費用
一等資格 一等無人航空機操縦者講習 【初学者】
13日〜(座学講習18時間以上、実技講習58時間以上)
※目視外・夜間の限定変更有り
【経験者】
5日〜(座学講習9時間以上、実技講習16時間以上)
※目視外・夜間の限定変更有り
【初学者】
ご相談ください
【経験者】
ご相談ください
二等資格 二等無人航空機操縦者講習 初学者コース 4日〜
座学:10時間以上
実技:13時間以上
(※目視外・夜間の限定変更有り)
350,000円
二等無人航空機操縦者講習 経験者コース 2日〜
座学:4時間以上
実技:4時間以上
162,000円
※NBドローンスクール卒業生は特別割引あり詳しくは、ミラテクドローンスクールのウェブサイトをご覧ください。

試験料金

試験には、『学科試験』『実技試験』『身体検査』の3種類があり、それぞれの費用は以下の通りです。

種類 区分 費用
学科試験 一等 9,900円
二等 8,800円
実技試験(マルチローターの場合) 一等(マルチローター) 22,200円
一等(限定変更) 20,800円
二等 20,400円
二等(限定変更) 19,800円
身体検査 書類提出による受験 5,200円
会場での受験 19,900円

ドローン国家資格を取得する方法としては、「スクールに通う方法」と「指定された試験機関で直接試験を受ける方法」の二つの選択肢があります。

スクールを利用する場合、実技試験が免除されるため、総合的な試験費用を抑えられます。

また、スクールに通う方法だと、実地試験の免除以外にも、ドローン関連の高い知識と操縦技術が身に付くメリットがあります。

国家資格の交付料金

試験に合格した際には、一等または二等無人航空機操縦者技能証明書が発行されます。

そこでここでは、証明書の発行にかかる費用を紹介します。

項目 費用
新規申請 3,000円
再発行申請 3,000円
更新申請 3,000円
条件変更申請 2,850円
一等の登録免許税 3,000円

ドローン免許(国家資格)取得時にかかる合計費用相場

ドローン初学者がスクールを受講し、『二等無人航空機操縦士』の資格を取得する場合の総費用を紹介します。

講習費用、試験費用、交付費用を合算した費用の目安を以下の通りです。

項目 費用
講習費用 初学者の場合:約400,000円
試験費用 学科試験:8,800円
身体検査(会場での受検):19,900円
計:28,700円
交付費用 約430,000円

これに加えて、スクール内での資格試験費用や限定変更のクラス受講費用、さらにスクールまでの交通費や滞在費などの実費も別途発生することがあるので注意が必要です。

ドローン民間資格取得時にかかる費用相場

ドローンの民間資格取得費用は、数万円から数十万円まで幅広くありますが、一般的には20万円前後の費用が必要となります。

試験自体の費用は比較的安価ですが、スクールの受講料が大きな出費となります。

「試験だけを受けたい」と考える方もいるかもしれませんが、資格を取得するためにはスクールでの受講が必須であるため、数万円での取得は難しいのが現実です。

一方、「ドローン検定」では筆記試験のみで、数万円で資格を取得できるため、予算を抑えたい方には適しています。

しかし、実際にドローンを操縦したい方や、国家試験の免除を受けたい方は、スクールを受講する必要があります。

スクールでは、国土交通省への申請を行わずに敷地内での飛行練習が可能であるため、ドローン初心者にもおすすめです。

資格を持たない場合、国土交通省への申請が認められない可能性もあります。

また、民間の資格を取得していると、国家試験の料金や試験内容が一部免除されることがあるため、今のうちに民間資格を取得しておくことをおすすめします。

それではここから、各資格の費用を比較してみましょう。

JUIDA

JUIDA公式サイトの画像

出典:JUIDA

JUIDAは、一般社団法人日本UAS産業振興協議会が運営しているドローンに関する認定資格です。

運営元 一般社団法人日本UAS産業振興協議会
費用 200,000円~400,000円
試験内容 座学および実技
更新頻度 2年ごと

JUIDAは、ドローンだけでなく、空飛ぶ車などの次世代移動システムの発展を目指し、「教育」「市場創造」「安全規格」「国際関連」の4つの柱を軸に活動しています。

これらの活動の中でも、「教育」の分野が特にドローン資格に関連しています。

JUIDAは市場の開拓やドローンによる社会貢献を目指し、多角的な視点からの取り組みを行っており、今後のドローン業界をリードする存在になることが期待されています。

また、試験以外にも多岐にわたる活動を展開しているため、数ある資格の中でも特に影響力のあるものといえるでしょう。

DPA

DPA公式サイトの画像

出典:DPA

DPAは、一般社団法人ドローン操縦士協会が提供する資格です。

運営団体 一般社団法人ドローン操縦士協会
費用 200,000円~300,000円
試験内容 座学および実技
更新頻度 2年ごと

DPAは、インストラクターの養成やスクール開設支援も行っている団体です。

実務に応用できる高度な技術を提供し、企業の免許取得にも対応しています。

全国各地にスクールがあるため、都心部に移動せずとも受講が可能です。

IAU

IAU公式サイトの画像

出典:IAU

一般社団法人国際無人航空機協議会(IAU)では、「無人航空機操縦技能認証」と「無人航空機安全運航管理責任者認証」という民間資格を取得できます。

この資格を取得することで、ドローンを安全に飛行させるための知識や技能があることを証明できます。

IAUが認定する資格を取得するためのスクールの費用は、一般的に『22万円程度』となっています。

DJI CAMP

DJI CAMPスペシャリスト公式サイトの画像

出典:DJI

DJI CAMPは、10時間以上のドローン飛行経験を持つ操縦者に対して認定される民間資格です。

この資格は、ドローン業界をリードするDJI JAPAN株式会社が指定したもので、正確な知識や操縦技術、そして飛行に関する倫理観を持っていることを証明します。

DJI CAMPの資格を取得すると、国土交通省へのドローン飛行許可申請が簡略化されるメリットがあります。

受講費用は10万円以下で、多くのドローン資格の中でも比較的コストを抑えて民間資格を取得できます。

DJI JAPAN公認ドローン資格

DJIが提供するドローン資格は、DJI JAPAN公認のプログラムによって取得できる免許です。

運営者 DJI JAPAN公認ドローン資格
費用 55,000円~110,000円
試験内容 座学および実技
更新周期 2年

DJIは世界的なシェアを誇るドローンメーカーであり、ドローンスクールも展開しています。

中国に本社を置く企業ですが、日本法人が運営しており、日本国内での飛行を想定したカリキュラムが組まれています。

費用は比較的抑えられていますが、個人向けではなく、法人向けのサービスとして提供されています。

オプションとして「夜間飛行」や「目視外飛行」、「危険物輸送」や「物資の投下」などの特別な講習も受講可能であるため、法人にとって非常に有益な資格が取得できます。

DJIは各地に拠点を持っているため、都市部に足を運ぶ必要がないというもの大きなメリットです。

まとめ

本記事では、ドローン免許(国家資格)・ドローン民間資格取得時それぞれにかかる費用相場を徹底解説しました。

まとめ
・ドローン免許(国家資格)取得時にかかる費用は、『受講料金』『試験料金』『国家資格の交付料金』の3つがある
・JUIDAでは、200,000円~400,000円でJUIDA認定の民間資格が取得できる
・DPAでは、200,000円~300,000円でDPA回転翼3級の民間資格が取得できる
・IAUでは、約220,000円で「無人航空機操縦技能認証」と「無人航空機安全運航管理責任者認証」という民間資格を取得できる
・DJI CAMPでは、100,000円以下で、10時間以上のドローン飛行経験を持つ操縦者に対して認定される民間資格が取得できる
・DJIでは、55,000円~110,000円で『DJI JAPAN公認ドローン資格』が取得できる

ドローン国家資格は、一等初学者国家資格コースが80万前後と比較的高い費用が必要になります。

ドローン国家資格を取得する方の多くは、二等無人航空機操縦士の国家資格を取得しますが、二等国家資格コースの初学者でも40万円前後の費用が掛かってしまいます。

しかし、民間資格を取得していれば一等・二等の両方で『経験者』として受講できるため、費用と講習時間を抑えられるメリットがあります。

当サイトがおすすめしている『ドローン免許学校(旧NBドローンスクール)』では、二等国家資格取得コースが35万円で経験者が16万円前後と比較的受講しやすい価格設定になっています。

ドローン免許学校(旧NBドローンスクール)は、比較的リーズナブルな価格で受講できるだけでなく、受講後も講師にLINEを通して疑問点を質問できるなどアフターサポートも充実しています。

これからドローン国家資格を取得しようと考えている方は、以下よりドローン免許学校(旧NBドローンスクール)へお問い合わせ・お申し込みください。

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ドローン免許は何種類?おすすめのドローン免許や選び方を徹底解説! https://www.cfctoday.org/column/drone-license-type/ Thu, 29 Aug 2024 04:31:16 +0000 https://www.cfctoday.org/?p=16394 ドローン関連の資格は、40種類以上あるとされているため、「どの資格を取得するのがいいの?」と疑問に思う方が大半だと思います。

実際、ドローンの資格は、飛行する目的に応じて必要となる知識やスキルが異なります。

また、将来的にドローンで何をしたいのかによっても、取得する資格は変わり、同時に必要な費用も変化します。

そこでこの記事では、40種類以上あるドローン免許(資格)の中から最も重要な資格の種類を徹底比較します。

また、ドローン免許(資格)の選び方や2025年12月以降に廃止予定のドローン民間資格による飛行許可申請についても触れていきます。

この記事を読むと分かること
・ドローン免許(資格)の種類
・ドローン免許(資格)の比較表
・ドローン免許(資格)の選び方
・ドローン民間資格を使った飛行許可申請の廃止について
・ドローン国家資格が取得できるおすすめのスクール

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ドローン免許(資格)の種類と比較表一覧

ここでは、ドローン免許(資格)の種類を紹介します。

また、ドローン国家資格を含めた免許(資格)の種類や特徴、取得費用をまとめた比較表を記載するので、受講目的に合った資格を比較して選びましょう。

資格の種類 特徴 取得費用目安
一等国家資格 飛行レベル4に該当する有人地帯の第三者がいる上空でも、目視外でドローンを操縦できる 初学者:約30万円~50万円
経験者:約15万円~30万円
二等国家資格 無人地帯での目視外飛行を可能にする資格で、飛行レベル3.5まで対応している 初学者:約15万円~30万円
経験者:約10万円~20万円
JUIDA認定資格 全国に280校以上の認定スクールがあり、受講がしやすい 約20万~25万円
DPA認定資格 ライセンス取得によりドローン保険が付帯され、安心して運用できる 約20万~30万円
JDC認定資格 飛行経験が10時間未満でも、特殊飛行の訓練が可能 約20万~30万円
日本ドローン協会認定資格 学科はオンライン受講が可能で、短期間(2日間)で資格取得を目指せる 約8万~16万円
DJI JAPAN認定資格 夜間飛行や目視外飛行、危険物輸送や物件投下のオプション資格がある 約5万~11万円
IAU認定資格 産業用無人航空機技能認証や、安全運航管理責任者など高度な知識・技術を認証する資格 約10万~25万円
ドローン検定協会 費用を抑えて、安全なドローン飛行に最低限必要な知識を習得できる 約3千~1万円
DMA認定資格 豊富なコースがあり、自分に適した資格を見つけやすい 約12万~60万円
産業用マルチローター技能認定 農薬散布などの業務でドローンを操縦する際に必要な資格 約20万~35万円

※各資格の取得費用は、あくまで目安であり受講するスクールによって異なります。

上記表より、ドローン免許の種類によって特徴や取得費用が大きく異なることが分かりました。

2022年12月5日から開始したドローン免許(国家資格)ですが、従来までの民間資格よりも動ける幅が広がるので、今から資格を取る方は二等国家資格の取得をおすすめします。

ドローン免許(資格)4つの選び方

ドローン選び方の画像

ここでは、ドローン免許(資格)を4つ紹介します。

ドローン免許(資格)の選び方
1.ドローン国家資格を選ぶ
2.ドローンの使用目的で選ぶ
3.ドローンスクールで選ぶ
4.ドローン免許(資格)の取得日数で選ぶ

それではここから、ドローン免許の選び方を1つずつ詳しく解説します。

1.ドローン国家資格を選ぶ

取得したいドローン免許を選ぶ際は、ドローン国家資格を取得することをおすすめしています。

2022年からドローン免許制度(国家資格化)がスタートし、さらには2023年12月から新設された、立ち入り管理措置をせずに目視外飛行ができる『飛行カテゴリー3.5』が新設されたことによりドローン国家資格取得の重要性が高まりました。

ドローン国家資格を取得していない場合でも、航空法などの法律に違反していない場合であれば、誰でもドローンを飛ばせてしまいます。

しかし、ビジネスでドローンを活用する方や、空撮や点検を行うパイロットは今のうちにドローン国家資格の取得をおすすめします。

2025年からドローン民間資格による国土交通省への飛行許可申請が廃止される背景もあり、今後ますますドローン国家資格の重要性が上がると考えられています。

ドローン免許制度(国家資格化)については、当サイトで徹底解説しているので、合わせて参考にしてください。

【2024年8月最新版】ドローン免許制・国家資格の最新情報まとめ!

2.ドローンの使用目的で選ぶ

ドローンを使う目的は「空撮を行いたい」、「農薬散布に活用したい」など多岐に渡ります。

また、それぞれの目的に応じて、取得すべき資格も異なるため、「ドローンインストラクターコース」や「農薬散布用の資格」など、用途別に資格が用意されています。

自分の目的に合わない資格を取得してしまうと、無駄な時間と費用がかかることになるので、慎重に確認することが大切です。

ここでは、ドローンの資格ごとのおすすめな人を詳しく紹介しているので、以下表を参考にしてください。

資格の種類 おすすめな人
一等国家資格 ドローン関連の高度な技術や知識が求められる職業や業務に従事している方、これから従事する方など
二等国家資格 ドローン関連の特定の業務を行うため、基礎的な知識と技術を身につけたい方や、今後飛行許可申請を行う可能性がある者
JUIDA認定資格 スクールに通いながら基本的な知識や技術を確実に習得したい方
DPA認定資格 資格取得と同時にドローン保険の加入を考えている方
JDC認定資格 経験が浅く、まだ飛行時間が10時間未満の方
日本ドローン協会認定資格 短期間でドローン資格の取得を目指している方
DJI JAPAN認定資格 夜間飛行、目視外飛行、危険物輸送、物件投下の資格取得を目指している方
IAU認定資格 より高度な技術や専門知識を学びたい方
ドローン検定協会 座学のみで、まずはドローンに関する基本的な知識を身に着けたい方
DMA認定資格 ドローンのインストラクターとして活躍したい方
産業用マルチローター技能認定 農薬散布などの業務でドローンを活用したい方

また、資格には、オンラインで簡単に学べるものから、上級者向けの高度な技術や知識を習得できるものまで、さまざまなレベルがあります。

初心者の方は、基礎知識を習得できる資格を選び、自分のレベルに合ったものを選んでください。

3.ドローンスクールで選ぶ

ドローンの資格を選ぶ際は、受けたい資格に対応しているドローンスクールがあるかどうかチェック

また、ドローンの資格を取得するためにスクールに通う場合、通学の利便性は重要な要素です。

資格取得には、複数日間スクールに通う必要があることがよくあります。

スクールが遠方にあると、交通費や宿泊費、さらには講師の出張費など、追加の費用が発生する可能性があります。

スクールの受講料が安くても、結果として総費用が高くなることも少なくありません。

そのため、自宅や職場から通いやすい範囲でスクールを比較し、効率的に資格取得を目指しましょう。

当サイトでは、ドローン国家資格が取得できるドローンスクールを都道府県別にまとめた記事を公開しているので、一等・二等国家資格を受講する方は参考にしてください。

【東京都版】ドローンスクールのおすすめ14選!取得できる資格や料金を解説

4.ドローン免許(資格)の取得日数で選ぶ

ドローン資格を取得するまでの日数は、資格の種類によって大きく異なります。

取得にかかる時間は、約10時間で完了するものから、100時間以上必要なものまで幅広くあります。

そのため、ドローン資格を選ぶ際には、自分がどれだけの時間を費やせるかを考慮することが重要です。

また、仕事が忙しくてスクールに通う時間が取れない方には、オンラインスクールの利用がおすすめです。

DPAやJDCの認定資格であれば手軽に取得できるため、ぜひ検討してみてください。

ドローン民間資格をエビデンスとした飛行許可申請は2025年12月から廃止予定

国土交通省の公式サイトに掲載されている「よくある質問」のQ&Aが更新され、2022年12月5日から3年後には現在の『民間技能認証』が廃止されることが記載されました。

これにより、2025年12月5日以降、ドローン関連のすべての資格が国家資格に統一される予定となっています。

そのため、ドローン民間資格を保有している方は、2025年以降は飛行許可申請を行う際に国家資格が必要となります。

ただし、民間資格での飛行許可申請はできなくなるものの、知識や技術の証明としての役割は引き続き認められます。

ドローンを使って仕事をするパイロットや、今後ドローンを活用したビジネスを始める予定の方は、ドローンスクールで早めに国家資格を取得しておくことが重要です。

ドローン免許(国家資格)の取得なら『ドローン免許学校(旧NBドローンスクール)』がおすすめ!

ここまで、ドローン資格の種類や比較表、選び方などを徹底解説しましたが、実際にドローンスクールを受講する際はどのスクールを選べばいいか分からないという方がいると思います。

そこで当サイトでは、愛知県名古屋市で一等・二等国家資格が取得できる国土交通省「登録講習機関」に認定された『ドローン免許学校(旧NBドローンスクール)』をおすすめしています。

ドローン免許学校(旧NBドローンスクール)は、全国で唯一航空業界出身者が専任講師を務める数少ないスクールで、実用的な訓練が可能となっています。

さらに、充実したアフターサポートを提供しており、スクール受講中から卒業後も講師とLINEでやり取りができるため、飛行許可申請で不安がある場合やドローン関連の不明点などを即時解決できる特徴があります。

遠方からの受講生も大歓迎のドローンスクールとなっているので、ドローンスクール選びで迷っている方やお近くにお住いの方は是非一度お問い合わせください。

『ドローン免許学校(旧NBドローンスクール)』を紹介

まとめ

ここまで、ドローン免許(資格)の種類と比較表一覧、免許(資格)の選び方、一等・二等のドローン国家資格取得に対応した『ドローン免許学校(旧NBドローンスクール)』を詳しく紹介しました。

まとめ
・ドローン免許は、11種類以上存在する
・ドローン免許を選ぶ際は、最優先でドローン国家資格の取得をおすすめ
・ドローン免許を選ぶ際は、使用目的で選ぶのがおすすめ
・ドローン免許を選ぶ際は、受講するドローンスクールで選ぶのがおすすめ
・ドローン免許を選ぶ際は、取得日数で選ぶ
・2025年12月からドローン民間資格をエビデンスとした飛行許可申請が廃止される
・ドローン国家資格を取得するなら、充実したアフターサポートですべての国家資格が取得できる『ドローン免許学校(旧NBドローンスクール)』がおすすめ

ドローン免許(資格)は、数多くの種類があり、ドローンの使用目的や取得日数・費用に応じて取得する資格を選ぶことをおすすめします。

ただし、2025年12月からはドローン民間資格による国土交通省への飛行許可申請が廃止になるので、今後ドローンを仕事で使う方や各地で空撮を行う方は、ドローン国家資格の取得をおすすめします。

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【2024年最新版】おもちゃドローンとは?注意点や法律・おすすめドローンを徹底解説! https://www.cfctoday.org/column/drone-toys/ Sun, 25 Aug 2024 07:23:16 +0000 https://www.cfctoday.org/?p=16411 おもちゃドローン(トイドローン)は、100g未満で航空法の適用外であるため、基本的に誰でも自由に飛ばせるメリットがあります。

また、近年発売されているおもちゃドローンは、対戦型の機体やプロペラガードが付いた安全性の高い機体がラインナップされていることから、子供のプレゼントやドローン導入の第一歩機種として大人気です。

しかし、航空法の適用外で自由に飛ばせるおもちゃドローン(トイドローン)でも遵守しなければいけない法律や注意点がいくつも存在します。

そこでこの記事では、おもちゃドローンの概要や注意点、遵守するべき法律を徹底解説します。

この記事を読むと分かること
・おもちゃドローンの概要
・おもちゃドローンの注意点
・おもちゃドローンが対象の法律

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おもちゃドローンとは?

おもちゃドローンの画像

出典:楽天

おもちゃドローンとは、一般的に100g未満の『トイドローン』のことを指し、航空法では模型航空機に分類されるモデルを指します。

2022年6月20日に航空法が改正され、100g以上のドローンは模型航空機から無人航空機として扱われるようになり、規制が強化されました。

100g未満のトイドローンに関しては、機体登録やリモートIDの搭載義務はありません。

手軽に購入して飛行させることができるため、特に趣味として高い人気を誇っています。

今回は、トイドローンに関連する注意点や適用される法律について詳しく解説していきます。

航空法の対象外であるトイドローンにも適用される法律が存在するため、しっかりと理解しておきましょう。

おもちゃドローン3つの注意点

ここでは、おもちゃドローンを扱う際に注意する3つのポイントを徹底解説します。

おもちゃドローンの注意点
1.100g以上ドローン(トイドローン)は航空法の対象
2.技適マークがついているドローン(トイドローン)を購入する
3.破損や事故のリスクがある

それではここから、1つずつ注意点を紹介していきます。

1.100g以上のドローン(トイドローン)は航空法の対象

DJI MINI 2SEの画像

出典:DJI

おもちゃドローンを扱う際の注意点1つ目は、100g以上のトイドローンは航空法の適用対象になってしまうことです。

トイドローンは航空法の規制が比較的少ないものの、それは「100g未満」の機体に限られます。

そのため、100g以上のドローンは、商品名に「トイドローン」と記載されていたとしても、多くの航空法規制が適用されます。

例えば、屋外で飛行させる場合は、機体の登録やリモートID機器の搭載が必要となります。

2022年6月20日に航空法が改正され、それまで200g以上が無人航空機とされていた基準が100g以上に変更されました。

そのため、2022年6月20日以前に発売された重量100g〜199gのドローンの中には、商品名に「おもちゃドローン」や「トイドローン」と記載されているものもあります。

商品名に「おもちゃドローン」や「トイドローン」と書かれていても、100g以上の機体は多くの航空法規制を受けるため、その点を理解して購入することが重要です。

航空法の適用外に該当する100g未満のおすすめトイドローンについての詳しい概要は、下記記事で詳しく掲載しているのでご参照ください。

【2024年最新】100g未満でおすすめの小型ドローンをご紹介!

2.技適マークがついているドローン(トイドローン)を購入する

技適マークの画像

出典:総務省

おもちゃドローンを選ぶ際は、技適マークがついているトイドローンを購入しましょう。

技適マークとは・・・無線通信機器において、技術基準適合証明または技術基準適合認定、もしくはその両方を取得していることを示すものであり、総務省の規定によって定められています。

このマークがないドローンを飛行させることは、電波法に違反する行為となります。

さらに、飛行させなくても、電源を入れるだけで違反になる可能性があるため、必ず技適マークが付いたトイドローン(おもちゃドローン)を購入するようにしてください。

国内で販売されているドローンは基本的に技適マークが付いているので安心ですが、海外製品を購入する際には、技適マークが付いているかどうかを必ず確認することが重要です。

3.破損や事故のリスクがある

おもちゃドローンを扱う際に注意すべき点として、破損や事故のリスクがあることが挙げられます。

おもちゃのドローンであっても、プロペラが高速で回転するため、衝突時に怪我や破損のリスクが発生する可能性があります。

そのため、飛行時には安全面に十分配慮し、衝突のリスクを最小限に抑えることが重要です。

さらに、一部の製品には『プロペラガード』と呼ばれる、衝突時のリスクを軽減するための装置が付属しているものもあります。

特にお子様へのプレゼントとしておもちゃドローン(トイドローン)の購入を検討される場合は、プロペラガードが付いている製品を選ぶことをおすすめします。

おもちゃドローンが対象の法律とは?

100g未満のおもちゃドローン(トイドローン)は、航空法の適用外ですが、飛行させる際には他の法規制も考慮する必要があります。

ここでは、100g未満で航空法の対象外であるおもちゃドローンが対象となる法規制を徹底解説します。

おもちゃドローンが対象の法律
1.小型無人機等飛行禁止法
2.道路交通法
3.電波法
4.民法
5.文化財保護法
6.自治体の条例

それではここから、1つずつ詳しく解説します。

1.小型無人機等飛行禁止法

小型無人機等飛行禁止法の概要の画像

出典:警視庁

航空法の適用外である100g未満のおもちゃドローンは、小型無人機等飛行禁止法を遵守しなければいけません。

小型無人機等飛行禁止法とは・・・国の重要施設、例えば国土交通大臣が指定する空港の周辺地域(空港の敷地・区域やその周辺概ね300mの地域)の上空において、重さや大きさにかかわらず、小型無人機等を飛行させることが禁止される法律です。

そのため、100g未満で航空法の規制が少ないおもちゃドローン(トイドローン)も、国土交通省が指定する空港の周辺地域の上空においては飛行が禁止されています。

小型無人機等飛行禁止法のもっと詳しい情報を知りたい方は、警視庁『小型無人機等飛行禁止法』をチェックしてください。

2.道路交通法

100g未満のおもちゃドローン(トイドローン)は、航空法の適用外ですが、『道路交通法』を遵守しなければなりません。

道路交通法とは・・・道路上での危険を防ぎ、交通の安全とスムーズな流れを確保し、さらに道路交通による障害を防止することを目的とした法律です。

おもちゃドローン(トイドローン)であっても、道路上での離着陸など、通行を妨げる可能性がある行為は、道路交通法により禁止されています。

道路交通法について、もっと詳しい情報を知りたい方は、法務省『道路交通法』を参考にしてください。

3.電波法

ドローン等に用いられる無線設備についての画像

出典:総務省

100g未満のおもちゃドローン(トイドローン)は、航空法の適用外ですが、『電波法』を遵守しなければなりません。

電波法とは・・・電波の公平で効率的な利用を確保することで、公共の福祉を促進することを目的とした法律です。

おもちゃのドローンは、飛行時に電波を使用するため、通常は無線局の免許が必要です。

しかし、技適マークが付いている機体であれば免許は不要となるため、技適マーク付きのドローン購入をおすすめします。

4.民法

100g未満のおもちゃドローン(トイドローン)は、航空法の適用外ですが、『民法』を遵守しなければなりません。

民法とは・・・個人間の権利や義務に関する関係を規定した基本的な法律です。

この法律は、市民同士の関係を整理することを目的としており、その名の通り『民』のための法律となっています。

具体的には、肖像権や所有権、個人情報保護などの権利が含まれます。

おもちゃのドローン(トイドローン)であっても、プライバシーを侵害する行為は禁止されているため、撮影や飛行の際には十分に注意する必要があります。

5.文化財保護法

100g未満のおもちゃドローン(トイドローン)は、航空法の適用外ですが、『文化財保護法』を遵守しなければなりません。

文化財保護法とは・・・文化財の保存と活用、そして国民の文化的な発展を目的とした法律です。

国の重要文化財の周辺では、おもちゃドローン(トイドローン)であっても、飛行が禁止されているので飛行には十分に気を付けましょう。

6.自治体の条例

100g未満のおもちゃドローン(トイドローン)は、航空法の適用外ですが、『自治体の条例』を遵守しなければなりません。

自治体の条例とは・・・地方公共団体が独自に制定している規則のことです。

おもちゃドローン(トイドローン)であっても、自治体の規則により飛行が禁止されている公園などで飛ばすと、罰則の対象となる可能性がありますので、十分に注意が必要です。

まとめ

本記事では、おもちゃドローンの概要や注意点を徹底解説しました。

また、100g未満で航空法の適用外であるおもちゃドローンが対象となる法律についても詳しく紹介しています。

重量100g未満のドローンは、航空法の適用範囲が狭いという特徴があります。

しかし、電波法や小型無人機飛行禁止法、道路交通法などの他の法律が適用されるため、適切なルールを守って飛行させることが重要です。

さらに、おもちゃドローン(トイドローン)の注意点として、技適マークの有無や、100g以上の重量であるにもかかわらず『おもちゃドローン』や『トイドローン』として販売されている製品が多数あることが挙げられます。

これからおもちゃドローンを購入する方や、おもちゃドローンをお子さんにプレゼントしたいと考えている方は、法規制や注意事項を理解した上で、購入や飛行を行いましょう。

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ドローン国家資格の試験内容は?模擬テストやサンプル問題があるサイト3選! https://www.cfctoday.org/column/drone-qualification-examination/ Wed, 24 Jul 2024 08:14:29 +0000 https://www.cfctoday.org/?p=16182 2022年12月からドローン免許制度(国家資格化)がスタートしたことや、カテゴリ―Ⅱ飛行(レベル3.5飛行)が新設されたことにより、ドローン国家資格取得の重要性が高まりました。

ドローンの免許(資格)は、保有していなくても誰でも飛ばせてしまうのが現状ですが、あらかじめ国家資格を取得しておくことで、企業からの信頼性が向上し、ビジネスチャンスに繋がります。

また、ドローン国家資格を取得するためには、学科試験と実地試験の両方を合格する必要があります。

そこでこの記事では、ドローン国家資格の学科試験・実地試験の詳しい内容や受験資格、難易度など徹底解説します。

さらに、ドローン国家資格の模擬テスト・サンプル問題を提供しているサイト3選も紹介しているので、eラーニング感覚で自由にドローンの知識を学習したい方などは参考にしてください。

【本記事でわかること】
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・ドローン国家資格について
・ドローン国家資格を取得する方法
・ドローン国家資格の受験資格
・ドローン国家資格の学科試験内容
・ドローン国家資格の難易度
・ドローン国家資格の実地試験内容
・ドローン国家資格の模擬テスト・サンプル問題があるサイト

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そもそもドローン国家資格とは?

ドローン国家資格である「無人航空機操縦者技能証明制度」は、航空法に基づく規制対象の空域や特定の飛行方法を実施するために必要な知識と能力を評価するための試験制度です。

この資格には、一等無人航空機操縦士(一等資格)と二等無人航空機操縦士(二等資格)の二つのカテゴリーがあります。

【一等資格と二等資格】
・一等資格:レベル4の飛行、すなわち有人地帯で第三者の上空を飛行することが認められます。
・二等資格:レベル3までの無人地帯での目視外飛行が許可されます。

一等資格の講習と試験は、二等資格にレベル4の飛行に関する科目を追加した内容となっています。

国家資格には、基本資格と限定変更の区分があります。

限定変更は、特定の飛行方法に関する追加講習を受け、試験に合格することで、その飛行方法が可能になるというものです。

【基本資格と限定変更】
・基本資格:昼間飛行+目視内飛行
・限定変更:目視外飛行、夜間飛行、最大離陸総重量25kg以上の機体

試験費用は一定ですが、講習機関ごとの費用は異なり、自動車学校のようにスクールによって価格が異なる可能性があります。

国家資格の実地試験は、以下の3つのカテゴリーに分けられ、それぞれ該当する試験が行われるようです。

・回転翼航空機(マルチローター)
・回転翼航空機(ヘリコプター)
・飛行機

一般的な誤解として、国家資格や民間資格がなければドローンを操縦できないと思われがちですが、航空法に規定された空域や特定の飛行方法をしない限り、資格や許可がなくても飛行可能です。

しかし、航空法に規定される空域や特定の飛行方法に従ってドローンを飛行させる場合は、適切な許可が必要となります。

そのため、ドローン国家資格の取得が推奨されているのです。

ドローン国家資格について、さらに詳しく知りたい方は、以下記事を参考にしてください。

【2024年6月最新版】ドローン免許制・国家資格の最新情報まとめ!

ドローン国家資格を取得する方法は?

ドローンの国家資格を取得するためには、『指定試験機関が実施する「無人航空機操縦士試験」を受けること』と『指定試験機関で学科試験を受ける』の2つの方法があります。

1つ目は、指定試験機関で実施される「無人航空機操縦士試験」を受験する方法です。

この試験は、ドローンを安全かつ正確に操作するために必要な知識と技術を評価するものになります。

2つ目の方法は、登録講習機関で学科と実地の講習を受け、実地の修了審査に合格した後に、指定試験機関で学科試験を受けることです。

この場合、登録講習機関で既に実地の修了審査を終えているため、指定試験機関での実地試験は免除されます。

ドローン国家資格を取得するために受験が必要な試験内容は、以下の通りです。

・学科試験
・実地試験
・身体検査

国土交通省「登録講習機関」に認定されたドローンスクールを受講することで、実地試験が免除され、ドローンに関する知識・技術が習得できるためおすすめです。

ドローン国家資格の受験資格は?

ドローンの国家資格には受験資格が定められています。

それでは実際に、ドローン国家資格の一等資格と二等資格それぞれの受験資格を見ていきましょう。

項目 一等資格 二等資格
年齢制限 満18歳以上 満16歳以上
視力 両眼で0.7以上、一眼でそれぞれ0.3以上(矯正視力でも可) 両眼で0.7以上、一眼でそれぞれ0.3以上(矯正視力でも可)
聴力 通常の会話が聞き取れること 通常の会話が聞き取れること
身体的条件 ドローンの操縦に支障がないこと ドローンの操縦に支障がないこと
学科試験の合格 必要な学科試験に合格すること 必要な学科試験に合格すること
実地試験の合格 必要な実地試験に合格すること 必要な実地試験に合格すること

また、航空法に基づき、国土交通省から試験の受験を停止されていないことも必要です。

ドローン国家資格の学科試験内容は?

ここでは、ドローン国家資格(一等・二等)の学科試験の内容を紹介します。

学科試験の内容解説では、試験科目や問題数、試験時間、合格基準、有効期間などの項目で紹介しているので参考にしてください。

一等国家資格の学科試験

一等資格の学科試験では、二等資格の範囲に含まれる問題も出題されます。

一等資格の学科試験に関する試験科目や問題数などを以下にまとめました。

項目 詳細
試験科目 ・無人航空機に関する規則
・システム
・操縦者及び運航体制
・リスク管理
問題数 70問
※二等資格相当:50問
※一等資格の内容:20問
試験時間 75分
合格基準 90%以上の正答率
※二等資格相当:50問中45問以上
※一等資格の内容:20問中18問以上
有効期間 合格から2年間

一等国家資格の学科試験では、二等資格に相当する問題を50問中45問以上正解する必要があります。

また、一等資格の問題は20問中18問以上の正解が求められます。

一等国家資格の学科試験について、こちらも参考にしてください。

二等国家資格の学科試験

二等資格の学科試験に関する試験科目や問題数などを以下にまとめました。

項目 詳細
試験科目 ・航空法規
・飛行の原理
・運航管理
・安全管理
問題数 50問
試験時間 30分
合格基準 80%以上の正答率
有効期間 合格から2年間

二等資格を取得するには、50問中40問以上の正解が必要です。

一等国家資格・二等国家資格どちらの資格でも、ドローンの飛行や操縦に関する基本的な知識を十分に理解していることが求められるため、ドローンスクールで知識や技術を習得することをおすすめします。

二等国家資格の学科試験について、こちらも参考にしてください。

ドローン国家資格の学科試験の難易度は?

ドローン国家資格の学科試験は、ドローンについて一通り学び、内容を理解していれば、合格の難易度は低くなります。

一等資格と二等資格のどちらも、学科試験のイメージは自動車運転免許の学科試験に似ています。

しかし、合格するためには必要な正答率を満たすことが求められるため、独学で合格するためには時間と労力が必要になります。

そこで、本記事で紹介している「ドローン国家資格の模擬テスト・サンプル問題」や過去問題を重点的に学習することをおすすめします。

ドローン国家資格の実地試験内容は?

ドローンの国家試験における実地試験では、さまざまな課題が出題されます。

具体的には、ドローンの操縦技術が評価され、評価ポイントは、飛行計画の作成、飛行の実施、点検などが挙げられます。

採点は減点方式で行われ、持ち点100点中70点以上で合格となります。

例えば、二等資格の実地試験の内容は以下のとおりになります。

・机上試験:飛行計画の作成
・口述試験:飛行前点検
・実技試験:スクエア飛行、8の字飛行、異常事態における飛行
・口述試験:飛行後点検、飛行後の記録
・口述試験:事故・重大インシデントの報告

また、一等資格の実地試験の内容は以下のとおりになります。

・机上試験:飛行計画の作成
・口述試験:機体の作動前点検、飛行エリアとその周辺の確認、作動チェック
・実技試験:高度変化を伴う四角形飛行、ピルエットホバリング、緊急着陸を伴う8の字飛行
・口述試験:飛行後の点検、記録の作成
・口述試験:事故や重大インシデントの説明

このように、一等資格と二等資格の試験内容には若干の違いがあることがわかります。

一等・二等国家資格の実地試験について、こちらも参考にしてください。

ドローン国家資格の模擬テスト・サンプル問題があるサイト3選

ここでは、ドローン国家資格の模擬テスト・サンプル問題を受けられる無料サイトを紹介します。

【ドローン国家資格の模擬テスト・サンプル問題があるサイト】
・Dronetの『サンプル問題集(二等資格)』
・国土交通省の『操縦ライセンス制度 学科試験(一等)サンプル問題』
・国土交通省の『操縦ライセンス制度 学科試験(二等)サンプル問題』

一等、二等資格の試験を受ける前に、まずはテストや問題集を解いて、予習・復習しましょう。

Dronetの『サンプル問題集(二等資格)』

サンプル問題集(二等資格)の画像

出典:Dronet

全国各地にいるドローンパイロットとのつながりを強め、新たな価値を生み出すことを目指したコミュニティサイト『Dronet』は、サンプル問題集(二等資格)を提供しています。

この問題集は、無人航空機操縦者技能証明の学科試験の準備を支援するために作成されており、国土交通省の「無人航空機の飛行の安全に関する教則」に基づいています。

ランダムに選ばれた50問の三択問題が出題され、30分以内に80%以上正解することで合格となります。

この問題集は試験の形式に慣れるための練習ツールとして役立ちます。

国土交通省の『操縦ライセンス制度 学科試験(一等)サンプル問題』

操縦ライセンス制度 学科試験(一等)サンプル問題は、国土交通省が提供している一等国家資格のサンプル問題集です。

この資料は、一等国家資格の学科試験のサンプル問題を含んでおり、受験者が試験の内容や形式を理解し、準備を進めるのに役立ちます。

試験範囲は航空法、気象学、航法、機体システムなど広範囲にわたり、受験者が合格に必要な知識を確認するのに最適なサイトとしておすすめです。

国土交通省の『操縦ライセンス制度 学科試験(二等)サンプル問題』

操縦ライセンス制度 学科試験(二等)サンプル問題は、国土交通省が提供している二等国家資格のサンプル問題集です。

この資料は、二等国家資格の学科試験のサンプル問題を含んでおり、受験者が試験の内容や形式を理解し、準備を進めるのに役立ちます。

試験範囲は航空法、運用手順、安全対策、基本的な飛行理論など広範囲にわたり、受験者が合格に必要な知識を確認するのに最適なサイトとしておすすめです。

また、本問題集は、受験者が試験の形式に慣れ、必要な知識を確認するのに役立ちます。

さらに、具体的なシナリオに基づいた問題も含まれており、実務に即した学習が可能となっています。

まとめ

本記事では、一等・二等ドローン国家資格の試験内容や取得方法、受講資格を紹介しました。

また、ドローン国家資格の学科・実地試験の内容や難易度、模擬テスト・サンプル問題が受けられるサイト3選を徹底解説しています。

ドローン国家資格の一等・二等は、自動車運転免許の学科試験に似ており、実地試験は減点方式で採点されます。

一等・二等のドローン国家資格を合格するためには、学科試験対策として「過去問題を解く」ことが重要であり、実地試験は「ドローンスクールを受講する」ことが一番の近道になります。

また、学科試験に関しては、本記事でも紹介しているように模擬テスト・サンプル問題集を提供しているサイトがいくつかあるので、そちらを活用してください。

ドローン国家資格の模擬テスト・サンプル問題があるサイトは、あくまでサンプル問題集で、受験本番で出題されるとは限りません。

そこで、日本全国各地にあるドローンスクールを受講し、プロのドローン操縦士から確かな知識と高い技術を学びましょう。

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【最新情報】ドローンを飛ばせる場所はどこ?飛行場所を探せるアプリと場所も紹介! https://www.cfctoday.org/column/drone-flying-locations/ Tue, 23 Jul 2024 08:01:11 +0000 https://www.cfctoday.org/?p=16154 2022年12月から、ドローン免許制度(国家資格化)がスタートしましたが、2024年現在ではドローンの免許がなくても誰でもドローンを飛ばせるのが現状です。

そんな誰でも飛行操縦可能なドローンですが、数多くの飛行禁止エリアが設けられており、知らずに飛ばすと法律違反になり罰金や懲役刑に科せられる可能性があります。

そこでこの記事では、ドローンを飛ばせる場所・飛ばせない場所を徹底解説します。

また、ドローン飛行における規制やルール違反をしてしまった場合にはどうなるのかも解説しています。

さらに、ドローンを飛ばせる場所を探せるアプリやサイトも紹介しているので、参考にしてください。

【本記事でわかること】
・ドローンを飛ばせる場所
・ドローンを飛ばせない場所
・無許可でドローンを飛ばせる場所
・ドローン飛行における規制やルールに違反した際の処遇
・ドローンを飛ばせる場所を探せるおすすめアプリ

おすすめのドローンスクールは?
おすすめのスクールを知りたいという問い合わせを多く頂くため、当サイトのおすすめドローンスクールを紹介します。
当サイトのおすすめのドローンスクールは「ドローン免許学校(旧NBドローンスクール)」です!
株式会社スカイリードドローン免許学校は株式会社スカイリードが名古屋を中心に全国展開中のドローンスクールです。
当サイトでも1番おすすめのスクールで、最も受講生をご紹介させて頂いています。
▼ドローン免許学校の情報
ドローン免許学校の概要
どのドローンスクールも教えられる内容には大差はなく、受講する生徒のほとんどが講師の人柄やアフターフォロー(仕事紹介)などでスクールを選択しています。
NBドローンスクール時代からも丁寧な事前説明〜受講〜受講後対応により、多くの方に選ばれています。
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▼ドローン国家資格についてもっと詳しく▼

ドローンを飛ばせる場所はどこ?

ドローンを飛ばす際には、飛行が禁止されている区域に該当しない場所を選ぶ必要があります。

そこでここでは、具体的にどこでドローンを飛ばせるのか、どのような場所を避けて飛行させるべきなのかを徹底解説します。

【ドローンを飛ばせる場所】
1.地上または水面から150メートル未満の空域
2.DID地区(人口集中地区)以外の場所
3.国の重要施設とその近辺300m以外の場所
4.空港・空港周辺の上空以外の場所
5.国の重要文化財に指定されている場所とその周辺以外の場所
6.自治体が管理している公園以外の場所
7.他人が管理する私有地の上空以外の場所

それでは1つずつ解説します。

1.地上または水面から150メートル未満の空域

ドローンは、地上または水面から150メートル未満の空域であれば飛行可能です。

反対に、地上または水面から150メートル以上の高さの空域では、以下の理由からドローンの飛行が禁止されています。

【150メートル以上の高さの空域でドローンが飛ばせない理由】
・ドローンが制御不能になった際にどこへ飛んでいくのか予測できなくなるため
・飛行機やヘリコプターなどと接触するリスクがあるため
・ドローンが落下した際の衝撃が強くなる可能性があるため

上記のような飛行が禁止されているため、ドローンを飛ばす際は150メートル未満の高度を保つ必要があります。

2.DID地区(人口集中地区)以外の場所

ドローンは、DID地区(人口集中地区)以外の場所であれば飛行可能です。

人口が密集する地域では、ドローンの落下により事故が発生するリスクが高いため、飛行が禁止されています。

また、総務省統計局では、人口集中地区の基準を以下のように設定しています。

人口集中地区の設定に当たっては、国勢調査基本単位区及び基本単位区内に複数の調査区がある場合は調査区(以下「基本単位区等」という。)を基礎単位として、1)原則として人口密度が1平方キロメートル当たり4,000人以上の基本単位区等が市区町村の境域内で互いに隣接して、2)それらの隣接した地域の人口が国勢調査時に5,000人以上を有するこの地域を「人口集中地区」とした。
引用元:総務省統計局

これらの地域は、5年ごとに実施される国勢調査の結果に基づいて決定されており、東京、大阪、名古屋などの主要都市の大部分が含まれます。

ドローンが制御不能になったり操作ミスが発生したりして、機体が人や建物に衝突する事故を避けるためにも、人口が密集していない場所でドローンを飛ばすようにしましょう。

3.国の重要施設とその近辺300m以外の場所

ドローンは、国の重要施設とその近辺300m以外の場所であれば飛行が可能です。

反対に、国の重要施設とその周囲300メートル以内では、ドローンの飛行が制限されています。

【国の重要施設の例】
・国会議事堂
・内閣総理大臣官邸
・原子力事業所
・外国公館など

これらの施設やその周辺でドローン事故が発生した場合のリスクを考慮すると、飛行を避けるべきエリアとなります。

万が一上記例の場所でドローンを飛ばしているのが見つかった場合は、小型無人機等飛行禁止法関係に基づき、『1年以下の懲役又は50万円以下の罰金』に処せられる可能性があるため十分に注意してください。

4.空港・空港周辺の上空以外の場所

飛行機が離着陸する空港やその周辺では、航空機との衝突を避けるためにドローンの飛行が制限されています。

ドローンを飛ばす前に、以下の制限範囲に該当しないことを確認する必要があります。

【飛行禁止範囲】
・羽田、成田、中部、関西、大阪国際、那覇などの主要空港の周囲:24キロメートル以内
・地方の小規模な空港の周囲:6キロメートル以内

また、空港の敷地内だけでなく、飛行機が離着陸するための経路となる空域でもドローンを飛行させることはできないので覚えておきましょう。

5.国の重要文化財に指定されている場所とその周辺以外の場所

国の重要文化財に指定されている場所やその周辺では、ドローンの飛行が禁止されていることがあります。

これらの場所には、ドローンの飛行を禁止する旨の看板が設置されていることがあるため、ドローン飛行の際には注意が必要です。

また、重要文化財の管理者が敷地内やその周辺の上空でドローンの飛行を禁止している場合、その指示に従う必要があります。

6.自治体が管理している公園以外の場所

各自治体が管理している公園では、条例によりドローンの飛行が禁止されている場合があります。

公園は公共の場所であることから、ドローンを飛ばすのに適していると思われがちですが、事前に飛行が許可されているかどうかを必ず確認することが重要です。

例えば、東京都が管理しているすべての公園や庭園では、ドローンの飛行が全面的に禁止されています。

このような規制は他の自治体でも見られるため、飛行させたい場所の管理規則をしっかりと調査する必要があります。

7.他人が管理する私有地の上空以外の場所

ドローンは、他人が管理している私有地の上空では基本的には飛ばせません。

土地の所有権について、民法第206条では以下のように規定されています。

所有者は、法令の制限内において、自由にその所有物の使用、収益及び処分をする権利を有する。
引用元:民法

この規定に基づき、他人が管理する場所の上空で許可なくドローンを飛ばすことはできません。

無許可でドローンを飛ばせる場所はどこ?

ここでは、無許可でドローンを飛ばせる場所を詳しく紹介・解説します。

【無許可でドローンを飛ばせる場所】
1.ドローン練習場やドローンスクール
2.飛行禁止区域に該当しない河川敷
3.自分が保有する私有地
4.家の中

それでは1つずつ解説します。

1.ドローン練習場やドローンスクール

ドローン練習場やドローンスクールでは、特別な許可がなくてもドローンを飛ばせます。

周辺にドローンを飛ばせる適切な場所がない場合、これらの施設を利用するのがおすすめです。

また、ドローンスクールでは経験豊富なインストラクターから直接指導を受けられるため、効果的にスキルを磨くことも可能です。

本サイトでは、愛知県名古屋市でドローン国家資格を受講でき、受講後のアフターサポートが充実している『ドローン免許学校(旧NBドローンスクール)』をおすすめしています。

ドローンを始めて触る方でも優しく教えてくれるため、初心者の方でも受講しやすい特徴があります。

2.飛行禁止区域に該当しない河川敷

飛行禁止区域に該当しない河川敷では、ドローンを自由に飛ばせます。

例えば、「150m以上の上空での飛行」や「人口集中地区での飛行」といった規制に該当しない場合や、自治体の条例や管理者による特別な飛行禁止措置がない場合が挙げられます。

飛行前には、必ず地元の規制や管理者の指示を確認し、周囲の安全に配慮した上で飛行させましょう。

3.自分が保有する私有地

自分が所有する私有地では、基本的に自由にドローンを飛ばすことが可能です。

しかし、自分の土地であっても、人口集中地区に該当する場合や、国の重要施設が近隣に存在する場合は、飛行が制限されることがあるため注意が必要です。

飛行前には、該当する法規制や地域の規則を確認し、安全な飛行を心掛けることが重要です。

4.家の中

家の中などの屋内であれば、法的な制約を受けることなく自由にドローンを飛ばせます。

特にトイドローンなどの小型ドローンを室内で飛ばすことで、操縦技術の練習が可能になります。

屋内で飛ばす際は、周囲の家具や人に十分注意し、安全に配慮した環境で飛行させるように心がけましょう。

【2024年最新】100g未満でおすすめの小型ドローンをご紹介!

ドローンの飛行における規制やルールに違反した場合はどうなる?

ドローンの飛行に関するルールを破ったり、飛行禁止区域において無断でドローンを飛ばすと、厳しい罰則が科せられることがあります。

以下に、一般的な違反行為とその罰則について詳しく説明します。

違反行為 罰則 説明
無許可での飛行 最大50万円の罰金や1年以下の懲役 許可が必要な場所や条件下で無許可でドローンを飛ばした場合
飛行禁止区域での飛行 最大50万円の罰金や1年以下の懲役 空港周辺や人口密集地、国の重要施設周辺など、飛行禁止区域でドローンを飛ばした場合
安全確保義務違反 罰金や懲役の対象 ドローンの飛行中に安全を確保する義務を怠り、事故やトラブルを引き起こした場合
飛行許可申請の虚偽申告 罰金、許可取り消し、追加制裁措置 飛行許可を得る際に虚偽の情報を提供した場合
夜間飛行や目視外飛行の違反 最大50万円の罰金や1年以下の懲役 規定に反して夜間にドローンを飛ばしたり、目視範囲外でドローンを操作した場合

ドローンを飛ばす際は、事前に関連する法律や規則を確認し、適切な手続きを行うことが重要です。

【2024年最新版】日本における6つのドローン規制とは?違反した場合も徹底解説!

ドローンを飛ばせる場所を探せるおすすめアプリ厳選3選

ここでは、ドローンを飛ばせる場所を一目で確認できる便利なアプリを厳選して3つ紹介します。

これらのアプリを利用することで、日常生活の中や地図を見て、簡単に飛行可能な場所を特定できます。

【ドローンを飛ばせる場所を探せるおすすめアプリ】
1.SORAPASS
2.DJIフライトマップ
3.ドローンフライトナビ

それでは1つずつ解説します。

1.SORAPASS

SORAPASSの画像

出典:SORAPASS

SORAPASSは、ドローンの飛行禁止区域をブラウザ上で確認できるサービスです。

アプリ・サイト名 SORAPASS
機能 ・飛行日誌の自動作成
・各種保険
・DIPSコネクト(飛行許可申請簡略化)
・気象情報提供
・飛行可能、禁止エリアの表示
・ライセンス
・操縦者情報、機体情報の管理
利用方法 会員登録後、サービス利用可能。外部サービスも提供
価格 一部機能有料(気象情報等)
対応OS Windows 10, 11(Google Chrome、Microsoft Edge、Safariの最新版が推奨)

このサービスでは、マップ上に「人口集中地区」や「空港」「国の重要施設」などが赤や黄色で表示されるため、飛行が制限されているエリアを簡単に特定できます。

さらに、ドローンの飛行が安全に行えるJUIDA認定の飛行試験場も表示されるので、適切な飛行場所を見つけやすいのが特徴です。

SORAPASSの説明画像

出典:SORAPASS

利用方法は、まず「SORAPASS」のウェブサイトにアクセスし、アカウントを登録します。

初めての利用者は無料でユーザー登録を行う必要がありますが、ブラウザ上で表示されるため、パソコンやスマートフォンなど、様々な端末からアクセス可能です。

有料プランに登録すると、飛行禁止区域に加えて、上空の風速や風向き、日の出と日の入りの時間など、飛行に関連する詳細な情報も閲覧できます。

有料プランに加入することで、ドローンの飛行許可が必要かどうかの判断材料として活用できます。

SORAPASSは、ドローン操縦者にとって非常に便利なツールであり、飛行の安全性を高めるための多くの情報を提供しています。

2.DJIフライトマップ

DJIフライトマップの画像

出典:DJI

DJIフライトマップは、DJI社が提供するドローン飛行禁止区域の地図で、DJI社の公式ホームページから閲覧できます。

アプリ・サイト名 DJIフライトマップ
機能 ・GEOゾーンマップ(飛行可能エリアの表示)
・ビデオダウンリンク信号強度表示
・バッテリー情報
・飛行モード切り替え
・ウェイポイント飛行
・POI(興味のある地点)設定
・ルート設定
・マルチトラックビデオ編集、SkyPixelとの連携(写真・動画の共有)
利用方法 iOSおよびAndroidデバイスでDJI Flyアプリをインストールして使用。
飛行地図を使用してウェイポイントやPOIを設定し、飛行経路を計画・管理可能。
ウェイポイントは200個までピン留め可能
価格 無料。ただし、追加機能やサービスにより料金が発生する場合あり​
対応OS ・iOS 11.0以降(iPhone 8以降、iPad Proなど)
・Android 6.0以降(Samsung Galaxy、Huawei、Xiaomiなどの主なモデル)

地図には各国の飛行禁止区域が表示されており、これにより飛行場所の選定が容易になります。

しかし、全ての飛行禁止区域が網羅されているわけではないため、最新の情報を確認することが重要です。

本サービスを利用することで、ドローン操縦者は法規制に従い、より安全にドローンを飛行させられます。

利用の際には、常に最新の規制情報をチェックすることをおすすめします。

3.ドローンフライトナビ

ドローンフライトナビは、iOSデバイス専用のアプリで、ドローンの飛行禁止区域を確認できるサービスです。

アプリ・サイト名 ドローンフライトナビ
機能 ・飛行制限確認地図
・人口集中地区の表示
・空港周辺空域の表示
・日出、日没時刻の自動表示
・小型無人機等飛行禁止法の適用区域表示
利用方法 アプリをダウンロードして使用。Web版もベータ提供中
価格 無料
対応OS iOS、Android

このアプリでは、「人口集中地区」「空港、ヘリポート、自衛隊基地(進入表面なども対応)」「小型無人機等飛行禁止法」に基づく飛行禁止区域など、すべての関連エリアが表示されます。

アプリの利用にはログインが不要で、ダウンロードするだけですぐに飛行エリアを確認できます。

アプリを起動するだけで、マップ内に飛行禁止区域が表示されるため、使い方も非常に簡単です。

表示されるエリアは次のように色分けされています

赤色:人口集中地区
青色:空港などの周辺
黄色:小型無人機等飛行禁止法による飛行禁止区域

これにより、飛行予定の場所がどのような制限を受けているかを一目で確認できます。

また、アプリを利用することで、飛行計画の立案がスムーズに行えるため、安全にドローンを運用するのに役立ちます。

まとめ

本記事では、ドローンを飛ばせる場所や反対に飛ばせない場所を徹底解説しました。

また、ドローンを飛ばせる場所を探せるおすすめアプリ厳選3選も紹介しています。

ドローンは国家資格がなくても誰でも飛ばせますが、ドローンを飛ばせる場所と飛ばせない場所の両方を把握しないと、気づかずに規制やルールに違反してしまう可能性があります。

ドローン飛行において、規制やルールに違反すると「最大50万円の罰金」や「1年以下の懲役」が科せられます。

そこで、ドローンを飛ばす方は『ドローンを飛ばせる場所を一目で確認できるアプリやサイト』がおすすめです。

ドローンを安全に、有効的に活用するため、ドローンの法規制などの知識を習得しましょう。

ドローンの知識は独学でも習得可能ですが、ドローンスクールの受講をおすすめしています。

おすすめのドローンスクールは?
おすすめのスクールを知りたいという問い合わせを多く頂くため、当サイトのおすすめドローンスクールを紹介します。
当サイトのおすすめのドローンスクールは「ドローン免許学校(旧NBドローンスクール)」です!
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【最新版】2024年に開催予定のドローンショー×花火大会はある?過去事例も合わせて紹介! https://www.cfctoday.org/column/drone-fireworks-2024/ Tue, 23 Jul 2024 06:57:33 +0000 https://www.cfctoday.org/?p=16114 ドローンショーは、色鮮やかで比較的静かなため、音楽に合わせてアニメーションが夜空に表示されるのが一般的です。

しかし、夏に向けて、大きな音で迫力満点の花火とドローンショーがコラボした花火&ドローンショーが開催され始めています。

ドローンショーと花火がコラボすることで、より迫力が増し、表現の幅も広がるため、今まで以上に心に残るドローンショーになります。

そこでこの記事では、2024年に開催予定のドローンショー×花火大会や過去に開催されたドローンショー事例を詳しく紹介・解説します。

ドローンショーに興味があるなら聞こう
ドローンショーのお問い合わせはこちら

【本記事でわかること】
・2024年に開催予定のドローンショー×花火大会
・ドローンショー×花火大会の過去事例

▼ドローンショーを徹底解説した動画はこちら▼

2024年に開催予定のドローンショー×花火大会

ここでは、2024年に開催が予定されているドローンショー×花火大会を紹介します。

【2024年に開催予定のドローンショー×花火大会】
・【静岡県袋井市で2024年7月27日に開催】ふくろい遠州の花火2024
・【栃木県小山市で2024年7月28日に開催】おやまサマーフェスティバル2024 ~第72回小山の花火~
・【山梨県富士吉田市で2024年8月10日~15日に開催】富士急60th記念プロジェクト

それではここから、2024年に開催予定のドローンショー×花火大会を1つずつ詳しく紹介・解説します。

情報が解禁され次第、今後開催されるドローンショーの予定も追記していきます。

【静岡県袋井市で2024年7月27日に開催】ふくろい遠州の花火2024

ふくろい遠州の花火実行委員会は、2024年7月27日(土)の19:20から21:00にかけて、花火とドローンショーを組み合わせた『ふくろい遠州の花火2024』の開催を予定しています。

イベント名 ふくろい遠州の花火2024
日程 2024年7月27日(土)19:20~21:00
※悪天候の場合は、ドローンショー開催時間の変更や中止になる可能性があります。
会場 原野谷川親水公園(〒437-0031 静岡県袋井市愛野3164-1
主催 ふくろい遠州の花火実行委員会
ドローンショー担当企業 調査中
ドローン機体数 約200〜300機
SNS Facebook:こちら

この花火大会は、全国有数の花火師が技術を競い合う場であり、毎年40万人の観客が訪れることで有名です。

2024年6月26日(水)の会見で実行委員会は、昨年より開始時間を10分早め、約200〜300機のドローンショーを実施することを発表しました。

参加する花火会社は12社で、観覧席は3万1100席が設けられる予定となっています。

また、観覧席の販売は6月15日(土)から始まり、一部の席はすでに完売しています。

「ふくろい遠州の花火」は、7月27日(土)の午後7時20分から、袋井市の原野谷川親水公園で開催されます。

【栃木県小山市で2024年7月28日に開催】おやまサマーフェスティバル2024 ~第72回小山の花火~

ドローンショーを企画運営する株式会社レッドクリフは、2024年7月28日(日)に開催される「おやまサマーフェスティバル2024 ~第72回小山の花火~」において、500機のドローンを使用したショーを実施します。

イベント名 おやまサマーフェスティバル2024 ~第72回小山の花火~
日程 2024年7月28日(日)20:00〜20:20頃の約15分間
※悪天候の場合は、ドローンショー開催時間の変更や中止になる可能性があります。
会場 栃木県小山市中央町 観晃橋下流思川河畔(〒323-0825 栃木県小山市小山
主催 おやまサマーフェスティバル2024実行委員会
ドローンショー担当企業 株式会社レッドクリフ
ドローン機体数 500機
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このドローンショーでは、500機のドローンが小山市の上空150mまで飛行し、LEDライトを使った約15分間のショーを展開します。

全国的な猛暑の中、風鈴やかき氷など夏の思い出を感じさせるアニメーションが描かれ、一瞬の涼をお届けします。

さらに、渡良瀬遊水地のコウノトリや「おやまバルーンフェスタ」など、小山市の象徴的なモチーフも次々と夜空に浮かび上がる予定となっています。

「おやまサマーフェスティバル2024 ~第72回小山の花火~」では、有料チケットも販売され、購入者は特等席から花火とドローンショーの共演を楽しめます。

【山梨県富士吉田市で2024年8月10日~15日に開催】富士急60th記念プロジェクト

富士急ハイランドは、1964年7月8日に「富士ラマパーク」として開場して以来、2024年7月8日(月)に開場60周年を迎えることを記念し、『富士急60th記念プロジェクト』を展開します。

イベント名 富士急60th記念プロジェクト
日程 2024年8月10日(土)~8月15日(木)20:30~20:45
※悪天候の場合は、ドローンショー開催時間の変更や中止になる可能性があります。
会場 富士急ハイランド(〒403-0017 山梨県富士吉田市新西原5丁目6-1
主催 富士急ハイランド
ドローンショー担当企業 調査中
ドローン機体数 500機
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このプロジェクトの第一弾として、7月8日(月)を中心に、総額600万円のトレジャーハント、歴代ジェットコースターの展示、オリジナルユニフォームシャツのプレゼントなど、多彩な開業60周年オープニングイベントを実施します。

さらに、開業60周年を記念して、毎年恒例の納涼花火大会が、富士急ハイランド初のドローンショーとのコラボレーションになります。

このドローンショーでは、500機のドローンと花火の演出、オリジナル楽曲が組み合わさる「特別な夜」を体験できます。

夏休み以降も続々と登場する「富士急ハイランド開業60周年記念プロジェクト」の情報は、特設ウェブサイトで随時公開予定です。

過去に開催されたドローンショー×花火大会

ここでは、過去に開催されたドローンショー×花火大会の事例を紹介します。

【過去に開催されたドローンショー×花火大会の事例】
・【静岡県静岡市で2024年7月20日に開催】第71回安倍川花火大会(東京ディズニーリゾート・スペシャルドローンショー“マジック・イン・ジ・エア”)
・【京都府京都市で2024年6月13日~15日に開催】京都競馬場Presents 馬宴2024 宝塚記念ドローンショー in 平安神宮

それではここから、ドローンショー×花火大会の過去事例を1つずつ詳しく紹介・解説します。

【静岡県静岡市で2024年7月20日に開催】第71回安倍川花火大会(東京ディズニーリゾート・スペシャルドローンショー“マジック・イン・ジ・エア”)

東京ディズニーリゾートは、2024年7月20日に第71回安倍川花火大会で『東京ディズニーリゾート・スペシャルドローンショー“マジック・イン・ジ・エア”』を実施しました。

イベント名 第71回安倍川花火大会(東京ディズニーリゾート・スペシャルドローンショー“マジック・イン・ジ・エア”)
日程 2024年7月20日(土)約15分
会場 安倍川(静岡県静岡市
主催 東京ディズニーリゾート
ドローンショー担当企業 非公開
ドローン機体数 1,500機
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このドローンショーでは、1500機のドローンが夜空に舞い上がり、約15分間の公演で花火大会の幕開けを飾りました。

昨年は東京ディズニーリゾート40周年を記念して約700機のドローンショーを行いましたが、今年はその倍以上の1,500機の規模にパワーアップしました。

ショーの前には、東京ディズニーリゾートでおなじみの声がアナウンスされ、会場はまるでパークにいるかのような雰囲気に包まれました。

冒頭で夜空にミッキーシェイプが現れ、カラフルに輝き始めると、ミッキーマウスが夜空に浮かび上がりました。

会場からは歓声が上がり、大輪の花火も打ち上げられ、最高のスタートを切りました。

【東京都お台場で2024年6⽉1⽇~2⽇に開催】STAR ISLAND 2024(スターアイランド 2024)

国内最大級のドローンショーを企画運営する株式会社レッドクリフ(REDCLIFF, Inc.)は、2024年6月1日(土)および2日(日)にお台場海浜公園で『STAR ISLAND 2024ドローンショー』を開催しました。

イベント名 STAR ISLAND 2024(スターアイランド 2024)
日程 2024年6⽉1⽇(土)・2⽇(日)19:15~21:00
会場 お台場海浜公園(〒135-0091 東京都港区台場1丁目4
主催 STAR ISLAND(スターアイランド)
ドローンショー担当企業 株式会社レッドクリフ
ドローン機体数 1,000機
SNS X(旧Twitter):こちら
Instagram:こちら
YouTube:こちら

このドローンショーイベントでは、株式会社レッドクリフの代表である佐々木孔明氏と、Sky Studioの小橋賢児氏が初めて協力し、2024年5月11日に福岡で開催されたショーでは初めて1000機のドローンが使用されました。

ドローンによる光のパフォーマンスで星空や宇宙をイメージさせる演出が行われ、美しい夜空に星座や流れ星などが描かれました。

また、日本の伝統文化や未来を象徴するシンボルなどもドローンによって表現され、観客を魅了しました。

さらに、音楽とシンクロしたドローンの動きや光の変化が、壮大な物語を空に描き出しました。

まとめ

本記事では、2024年に開催予定のドローンショー×花火大会を詳しく紹介しています。

また、ドローンショー×花火大会の過去事例も徹底解説しています。

【まとめ】
・静岡県袋井市で2024年7月27日に『ふくろい遠州の花火2024』が開催予定
・栃木県小山市で2024年7月28日に『おやまサマーフェスティバル2024 ~第72回小山の花火~』が開催予定
・山梨県富士吉田市で2024年8月10日~15日に『富士急60th記念プロジェクト』でドローンショーを開催予定
・静岡県静岡市で2024年7月20日に『第71回安倍川花火大会(東京ディズニーリゾート・スペシャルドローンショー“マジック・イン・ジ・エア”)』が開催された
・京都府京都市で2024年6月13日~15日に『京都競馬場Presents 馬宴2024 宝塚記念ドローンショー in 平安神宮』が開催された

2024年7、8月直近では、静岡県・栃木県・山梨県でドローンショー×花火大会のコラボショーが開催される予定です。

ドローンの繊細な動きと色鮮やかな表現が魅力のドローンショーと、大きな音と迫力満点の花火がコラボしたイベントは、多くの観客を感動させ、視覚的にインパクトを与えられるため、SNSでも拡散されやすくなります。

ドローンショーと花火のコラボレーションイベントは、夏に多く、全国各地で定期的に開催しているので、まだ見たことがない方は、是非開催場所まで行き見てほしいと思います。

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ドローンの仕事の需要はどれくらい?職種や年収を徹底調査! https://www.cfctoday.org/drone/drone-work-demand/ Thu, 18 Apr 2024 05:43:13 +0000 https://www.cfctoday.org/?p=14329 ドローンの仕事は、今や急成長を遂げる新たな職業の一つとして注目されています。

空撮カメラマン、測量点検、農薬散布など、多岐にわたるドローン関連の職種が存在し、需要が年々拡大しています。

では、ドローンに関わる仕事の需要はどれほどあるのか、年収はいくらあるのかと思いませんか。

この記事では、ドローンの仕事の現状と将来性、さらには資格取得やスキル習得の重要性を解説します。

この記事を読むとわかること
・ドローン産業の成長と仕事の現状
・ドローンの仕事の種類と年収
・ドローンの仕事に就くためのスクールの重要性

▼ドローンの仕事に関して詳しく解説した動画▼

ドローンを利用した仕事の需要は増え続けている

現代のテクノロジーの進歩とともに、ドローンを活用した仕事の需要は急速に成長しています。

ドローンは空撮や測量、農業、建設など、多様な業界で幅広く活用されているのです。

その結果、ドローンの市場規模は拡大を続けており、ますます多くの仕事の機会が生まれています。

 ドローンの市場規模は拡大し続けている

ドローンの市場は今や急成長を遂げており、その規模はますます拡大しています。

2021年度の日本国内のドローンビジネス市場規模は前年比25.4%増の2308億円であり、2022年度にはさらに拡大し、3099億円に達する見込みです。

将来的には2027年度には8000億円程度にまで成長すると予測されています。

このような成長率と市場の拡大により、多くの企業や個人がドローンを利用した仕事に参入しています。

空撮、測量、農業、建設など、ドローンの利用領域は広がる一方で、新たなビジネスチャンスが次々と生まれている状況なのです。

この成長トレンドは今後も続くと予想され、ドローンを仕事にする上で絶好の機会となっています。

幅広い活用法が生まれている

ドローンの活用法はますます多様化しています。

例えば、空撮や映像制作、建築や土木の測量、建設現場の点検、農業の効率化、災害調査など、さまざまな業界でドローンの利用が進んでいるのです。

特に空撮や測量などの分野では、ドローンの活用により作業効率が向上し、コスト削減が可能となりました。

このような幅広い活用法は、ドローン関連の仕事の需要を一層高めています。

技術の進歩と革新

ドローンの技術は目覚ましい進化を遂げています。

飛行時間の延長、高精度な制御システム、センサー技術の向上など、日々新しい機能や性能が追加されているからです。

これにより、より安定した飛行や高品質な映像・データ収集が可能となり、さまざまな業務でドローンの利用価値が高まっています。

また、自動飛行やAI技術の組み合わせにより、より効率的で自動化された作業が可能となりました。

上記のように、成長し続ける市場規模、幅広い活用方法、技術の進歩と革新がドローンを利用した仕事の需要増加の要因となっています。

ドローンを使用した職種や年収は?

さまざまな業界で幅広く活用されるドローンですが、ドローンを使った仕事も活躍できる分野に広がりを見せています。

その中で、今後成長の見込まれる以下の5つの職種の仕事の需要や年収を紹介します。

・空撮カメラマン
・ドローン技師
・測量点検
・農薬散布
・ドローンスクール講師

空撮カメラマンの仕事内容と年収

空撮カメラマンは、ドローンを使って美しい映像や写真を撮影するプロフェッショナルです。

風景、建築物、イベントなど様々なシーンで活躍し、クライアントのニーズに応じた映像を制作します。

空撮カメラマンは、ドローンの操縦に加えて、撮影技術も必要です。

空撮カメラマンの年収は、どれくらい稼げるのでしょうか。

個人でフリーランスとして働くのか、ドローンの空撮映像を制作する会社に属して働くのか、雇用形態によって大きく異なる部分です。

経験やプロジェクトの規模によって異なりますが、会社勤め場合、平均的な年収は350万円から500万円程です。

フリーランスの場合、生活を支える金額に満たない可能性もあれば、有名な空撮カメラマンとなればかなりの年収が期待できる可能性もあります。

ドローン技師の仕事内容と年収

ドローン技師は、ドローンの制作、メンテナンス、修理、改良などを担当する専門家です。

動作確認やトラブルシューティングも行い、ドローンの安全な運用をサポートします。

ドローンのソフトウェアやハードウェア、アプリケーションの専門的な知識が必要です。

また、ドローンの用途に応じた知識も必要となります。

農薬散布で使用するのであれば、農薬に関する基礎知識や散布方法など理解しておく必要があります。

ドローン技師の年収は、企画や制作に携わる仕事では年収が高く、500万円から700万円程度とドローンの仕事の中で高収入な分野です。

測量点検の仕事内容と年収

ドローンの測量点検は、ドローンを使って建物や土地の点検や調査する仕事です。

精密な測量データの収集や解析を通じて、地形や施設の詳細な情報を提供します。

従来は、人が測定機器を持って歩くか、ヘリコプターなどを使って上空から撮影して測量点検していました。

ドローンを使うことで、時間や手間、費用を大きく削減できるためニーズが高まっている分野です。

ドローン測量点検の仕事は、土木や建築、そして測量そのものに関する知識が必要となります。

ドローン測量の職に就くために絶対に必要な資格はありませんが、測量士や測量士補の国家資格は必須と言えるでしょう。

測量点検の平均的な年収は330万円から520万円程です。

ドローン測量点検の仕事は、ゼネコンや建設会社の内部の人間が仕事の一環として担当することが多くなりつつあります。

農薬散布の仕事内容と年収

農薬散布の仕事では、ドローンを使って農作物に必要な農薬や肥料を効率的に散布します。

従来の方法では測量点検と同様に、人が機器を持って農薬を散布しながら歩くか、ヘリコプターなどを使って上空から農薬を散布していました。

農産業では、慢性的な人手不足や作業者の高齢化などの課題を抱えているため、作業時間の短縮や作業負担が軽くできるドローンの導入に大きな期待が寄せられています。

農業用ドローンで農薬散布する仕事では、農薬の知識に加えて、ドローンの機種に合わせた技術認定が必須となります。

複数の機種を扱う場合は、それぞれの機種ごとに講習を受ける必要がありますので注意しましょう。

農薬散布の年収は、平均的な年収は320万円から510万円程です。

ドローンによる農薬散布は請負で仕事を受注できますが、農薬散布の時期は夏季に集中するためほかのビジネスとの兼業になるでしょう。

▼ドローン農薬散布の仕事について詳しく▼

ドローンスクール講師の仕事内容と年収

ドローンスクール講師は、ドローンの操作や飛行技術を指導する役割を担います。

初心者やプロの操縦士に向けて、主に以下について教えます。

  • ドローンを安全に操縦するための技術
  • ドローンに関する法律や必要になる申請などの基礎知識

ドローンの目覚ましい技術の進歩に対応する必要があり、技術や知識のブラッシュアップが不可欠です。

ドローンスクールで働く場合は、そのスクールが認定を受けている団体のインストラクター資格の取得が必要です。

講師の立場として、受講生が取りたい資格は自身も資格取得しておくと信頼度が上がりますので、スクールがどのような内容を教えているのか調べておくとよいでしょう。

ドローンスクールで講師をした場合の年収は、300万円から400万円程度が相場です。

ドローンを仕事にするにはスクールに通って資格を取得するのが近道!

ドローン産業の成長に伴い、ドローンを仕事にする人が増えてきました。

このように競争が激化する環境では、ドローンの資格を取得することは専門性や権威性を得るために重要な一歩となります。

ドローンを仕事にするには、スクールに通ってドローンに関する知識やスキルを習得することが近道です。

スクールに通うことのメリット
・専門的な知識とスキルが身につけられる
・資格取得で自身のスキルと能力を証明できる
・仕事を獲得する上で資格が有利になる
・業界のネットワークやコミュニティができる

スクールでは、安全な飛行方法、航空規制、映像制作、測量技術など、多岐にわたる技術と知識をセットで学習できます。

資格取得プログラムは、綿密なカリキュラムや実践的なトレーニングを通じて、プロフェッショナルなドローン操縦士や専門家としてのスキルを磨くための理想的な環境があります。

一方で、「ドローンスクールに通って資格を取得すればドローンを使った仕事に就ける」わけではありません。

それでもスクールをおすすめする理由は、ドローンスクールでの学習と資格取得は、自身のキャリアの成長と仕事の獲得につながる重要な第一歩となるからです。

競争の激しいドローン産業で差別化を図るために、スクールでの学習は必要不可欠な要素となります。

自分がどの分野に就職したいかを明確にして、目標に沿ったカリキュラムがあるドローンスクールを選ぶことが重要です。

ドローンの仕事の需要はどれくらい?職種や年収を徹底調査! まとめ

ドローンを活用した仕事の需要は、テクノロジーの進化とともに拡大を続けています。

今回取り上げた5つのドローンを使った仕事は、ドローン技術の普及と需要の増加に伴い、成長の見込まれる分野です。

それぞれの年収は以下の通りです。

職種 年収
空撮カメラマン 350万円から500万円程度
ドローン技師 500万円から700万円程度
測量点検 330万円から520万円程度
農薬散布 320万円から510万円程度
ドローンスクール講師 300万円から400万円程度

ドローンを使った仕事をする場合、職種ごとの専門的な技能に加えて、ドローンを操縦する技術と知識が必要になります。

そのため、ドローンスクールで、実技を通してドローンに関する知識やスキルを習得することが近道です。

ドローンの仕事に興味を持ったら、まずはドローンスクールに通ってみてはいかがでしょうか。

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ドローン農薬散布を仕事にする!年収例や仕事を獲得する方法を解説 https://www.cfctoday.org/drone/drone-work-pesticidespraying/ Thu, 18 Apr 2024 05:02:45 +0000 https://www.cfctoday.org/?p=14412 近年農業分野においても、ドローンの需要が高まっています。

これまでは、散布機やヘリを使用して散布するのが主流でした。

しかし、従来の方法では多額の費用やマンパワーが必要となります。

そこで近年注目を集めているのが、ドローン農薬散布です。

ドローンを遠隔操縦することで農薬散布ができるため、従来よりも作業効率よく農薬散布ができます。

また、ドローンの最新技術を農業分野で活用することで実現できる「スマート農業」は、農林水産省によって推奨されています。

環境にも優しく効率的に作業を行えるドローン農薬散布は、今後農業分野において普及が加速していくことでしょう。

この記事ではドローン農薬散布の仕事・年収・仕事を獲得する方法について、詳しく解説していきます。

この記事を読むと分かること
・ドローン農薬散布の仕事と年収について
・ドローン農薬散布の仕事を獲得する方法
・ドローン農薬散布のメリットとデメリット

▼ドローン農薬散布の仕事について詳しく▼

ドローン農薬散布ってどんな仕事?

ドローン農薬散布を仕事にする!年収例や仕事を獲得する方法を解説

では具体的にドローン農薬散布とはどのような仕事なのか、詳しく解説していきます。

ドローン農薬散布とは、農地に散布する農薬をドローンに搭載し、散布する作業のことです。

現在農業などの第一次産業では、少子高齢化や人手不足が深刻です。

そのため、ドローン農薬散布は需要が高まっている仕事と言えます。

ただし農薬散布時期は夏期に需要が集中しているため、他のビジネスと並行して行っている事業者が多いのが実情です。

仕事としては農家に代わって農薬散布を行う「代行」と、農家自身でドローン農薬散布の「導入」を行う二種類があります。

ビジネスとしてドローン農薬散布を行うには、年収がどの程度なのかも気になるポイントです。

次項で詳しく解説していきます。

 

ドローン農薬散布の年収例を解説

ドローン農薬散布を仕事にする!年収例や仕事を獲得する方法を解説

ドローン農薬散布を仕事とする場合、年収はどのくらいなのか詳しく解説していきます。

ドローンを使用した農薬散布の相場は、10a(アール)あたり2,000円〜3,000円です。

仕事を依頼してくれる農家さんが保有する田畑の面積によって、年収は変動します。

例えば農家さん保有の田畑面積が10haの場合、一回の農薬散布で200,000円〜300,000円程度の収入になります。

農薬散布の種類としては除草剤や殺虫剤の散布する防除作業があるため、平均して1年に3〜5回程の依頼が発生するでしょう。

同じ農家さんが1年間継続して仕事を依頼してくれた場合、600,000円〜1,500,000円程度の収入が見込めます。

ドローン農薬散布の仕事を獲得する方法は?

ドローン農薬散布を仕事にする!年収例や仕事を獲得する方法を解説

では、ビジネスとしてドローン農薬散布の仕事を獲得するにはどうすればいいのでしょうか。

具体的に、ドローン農薬散布の仕事を獲得する方法について解説していきます。

ドローン農薬散布を代行する場合、仕事の依頼主は農地を保有する農家さんです。

農家を含む第一次産業では少子高齢化が深刻な問題となっており、ネットで広告を出したとしても反響を得ることはむつかしいのが現状となっています。

ネットを介さずに農薬散布の仕事を獲得する方法として、一番効果的なのは実際に農家さんの元へ出向いてデモンストレーションを行うことです。

ドローン農薬散布を依頼することで、いかに効率よく農薬散布ができるのかを実際に見てもらうのが一番効果的な方法と言えます。

ドローン農薬散布のメリットは?

ドローン農薬散布を仕事にする!年収例や仕事を獲得する方法を解説

現在、少子高齢化により農家の人手不足は深刻な問題となっています。

人手不足問題を解決するためにも、ドローン農薬散布は今後さらに需要が高まっていくでしょう。

では、実際にドローン農薬散布を導入することで得られるメリットにはどんなものがあるのでしょうか。

次項で詳しく解説していきます。

きつい作業・危険な作業から解放される

従来の人力散布ではきつい危険な作業だった農薬散布が、ドローンの活用により半自動で行える楽な作業へ変わります。

重たい散布機を背負って広い田畑に農薬を散布するというのは、非常に過酷で危険な重労働でした。

この過酷で危険な重労働から開放されることが、ドローン農薬散布に切り替える大きなメリットと言えるでしょう。

年々夏の暑さが厳しくなっている中、高齢者がこの過酷な作業を夏期に1人で行うことは熱中症などの危険も高まります。

地上からドローンを遠隔操縦し農薬散布をすることで、農業者の労働負担が大幅に軽減されるでしょう。

作業時間を大幅にカットできる

農薬散布にドローンを導入することで得られるもうひとつのメリットに、作業時間を大幅にカットできることがあげられます。

人力頼みの従来の方法だと約1時間ほどかかる作業が、ドローン農薬散布に切り替えることで1/60の約1分程度にまで時間短縮が可能です。

これだけ時間効率よく作業ができるようになれば、その分他の作業に時間を回せるのは大きなメリットです。

過酷な環境下で体力を消耗し時間も奪われてしまう農薬散布が、短時間で終わる楽な作業へと変わるのは農業者にとってもありがたいのではないでしょうか。

農薬散布者の安全性を確保できる

ドローンを活用して農薬散布を行うもう一つのメリットは、農薬散布者の安全性を確保できることです。

従来の方法では、散布する際に農薬に触れる時間がどうしても長くなります。

防護服などで対策していても、自分で散布した農薬の微粉末などを吸い込んでしまうリスクにさらされるでしょう。

ドローンを活用すれば遠隔操縦で散布ができるため、散布者が農薬に触れる時間を格段に短縮できます。

散布者の人体への影響を最小限に抑えられるという点においても、ドローン農薬散布の大きなメリットの1つです。

ドローン農薬散布のデメリットは?

ドローン農薬散布を仕事にする!年収例や仕事を獲得する方法を解説

過酷でつらい重労働から開放され、作業効率もよくなるとなればすぐさまドローン農薬散布を導入したいと考える方が多いのではないのでしょうか。

しかしドローン農薬散布を導入するとなると、もちろんデメリットもあります。

実際にドローン農薬散布を行う際に発生するデメリットについて、次項で詳しく解説していきます。

ドローンの導入に数百万の費用がかかる

ドローン農薬散布を導入するにあたって、一番のデメリットは初期投資が必要となることです。

農業用ドローンの購入費用の目安は200万〜300万、維持費は年間20万程度と言われています。

またドローンを操縦するためにはスクールに通って資格を取得する必要があるため、その費用が20万〜30万円程度必要になります。

ただし、ドローンパイロットに農薬散布を「代行」してもらう方法や、国や地方自治体からの補助金制度を活用できる場合もあります。

近隣の農家と機材を共有したりするなど、アイデア次第で費用を抑えることは可能です。

ドローンのメンテナンスが大変

ドローンは精密機械の一種なので従来の散布機と比較すると、メンテナンスに手間がかかるというのがもうひとつのデメリットと言えるでしょう。

従来の散布機にはない点としては、下記の項目に注意が必要です。

・農薬散布作業の後に、配管・ポンプ・ノズルなどの掃除が必要
・ドローンの保管場所の温度管理が必要
・ドローンにホコリがつかないように注意が必要
・冬期の保管に関しては、ポンプの中が凍らないよう不凍液が必要

また、機体によっては年に一度の定期点検が義務付けられている機種もあります。

ドローンを購入する際には、メンテナンスやアフターサポートなどが充実しているかどうかも重要なポイントです。

申請手続きに手間と時間がかかる

ドローン農薬散布を導入するには、国土交通省・農水協・地方自治体などにさまざまな申請書類を提出する必要があります。

例えば飛行許可申請ひとつとっても10種類以上の申請書類の提出が義務付けられており、初心者や高齢者にとってはとても面倒な手続きに感じるでしょう。

一度きりの手続きではなくシーズン毎・飛行の度に必要な申請もあるため、従来の散布機の使用と比較するとわずらわしく感じてしまいます。

ただし代理申請のサービスを提供している会社もあるため、ドローン購入を検討する際に確認しておくと良いでしょう。

詳しい申請手続きの内容については、次項で詳しく解説していきます。

ドローン農薬散布の必要な手続きとは?

ドローンでの農薬散布に必要な申請は、下記の通りです。

・ドローン登録システムへの機体登録
・国土交通省への飛行許可・承認手続き
・ドローン情報基盤システム(FISS)への飛行計画登録

ドローンの機体が手元に届いたら、機体登録を行います。

つぎに国土交通省への飛行許可・承認手続きについて説明します。

飛行申請を行うには、「操縦者に関する要件」を満たさなければなりません。

この要件は、農業用ドローンスクールで講習を受けることですべて満たすことが可能です。

また、飛行申請には「個別申請」と「包括申請」がありますが、「包括申請」を選択するのがおすすめです。

最後に、ドローン情報基盤システム(FISS)への飛行計画登録について解説します。

FISSはドローンなどの無人航空機同士と旅客機との間で安全な飛行を確保するため、国土交通省へ事前に「いつ、どこで、なにを飛ばすのか。」という情報を共有するためのシステムです。

令和元年7月より登録が義務化され、飛行の度に提出が必要になります。

まとめ

ドローン農薬散布を仕事にする!年収例や仕事を獲得する方法を解説

今回はビジネスとしてのドローン農薬散布・年収や仕事の獲得方法・導入するにあたってのメリット・デメリットについて解説しました。

ビジネスとしてのドローン農薬散布の需要は、今後さらに高まるでしょう。

依頼主である農家さんの高齢化・人手不足問題は非常に深刻です。

環境負荷や作業の効率化を加味すると、農業用ドローンの操縦ができるパイロットは全国から仕事を獲得することもできます。

そのためには農業用ドローンスクールで講習を受け、ドローンパイロットの資格を取っておくことで年収アップにつながるでしょう。

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ドローンを仕事に!必要なスキルやドローンビジネスの将来性を解説! https://www.cfctoday.org/drone/job-skill/ Sun, 30 Jul 2023 21:04:00 +0000 https://www.cfctoday.org/?p=14506 現在の日本では、少子高齢化や労働人口の減少などの社会的課題を抱えています。

その課題を解決するツールとして、ドローンは注目を浴びているのです

ドローン市場は拡大を続けており、ドローンを活用する仕事の種類が増えています。

そのため、ドローンをつかった仕事に興味がある人も多いのではないでしょうか。

この記事では、ドローンを使用した職種ごとの必要なスキルと将来性について解説します。

この記事を読むとわかること
・ドローンビジネスの将来性
・ドローンを使った仕事の内容
・ドローンを使った仕事をするために必要なスキル

▼ドローンの仕事に関して詳しく解説した動画▼

ドローンを使用した職種

ドローンを使用した仕事は、多様な職種と将来性が魅力的な成長産業です。

ドローンの仕事は、大きく分けて以下の3つに分類されます。

・ドローンパイロット(操縦士)
・ドローンエンジニア
・ドローンの技術と知識を教える講師

特にドローンを操縦するパイロットの仕事はさまざまな産業で活用され、ドローンを使用した職種が広がっています。

カメラを搭載したドローンを操縦して写真や動画を撮影したり、農薬を散布したり、荷物を運んだりとそれぞれの職種で専門性の高いスキルが必要となります。

また、全ての職種でドローンの運用には適切な知識やスキル、法律の遵守が不可欠です。

それぞれの仕事につくために、必要なスキルや将来性について解説します。

空撮カメラマン

空撮カメラマンはドローンに搭載されているカメラで上空からドローンを使って美しい風景やイベントを空中から撮影する仕事です。

操縦と撮影技術の習得に加え、クリエイティビティと映像編集スキルが求められます。

今までは空撮といえばヘリコプターが主流でしたが、コスト面や撮影範囲の広さのメリットからドローンでの撮影へ置き換えられつつあります。

映画やTV業界、観光業界、ブライダル業界、不動産業界などでドローン空撮を利用する企業が増えているのです。

そのため、空撮の仕事は将来性があると言えます。

現状は、ドローン空撮で必須になる資格はありません。

ただし、ドローンスクールが発行している民間資格やドローン操縦の国家資格などを取得することにはメリットがあります。

資格取得することで、飛行申請の簡略化や今まで飛行禁止とされていたエリアの飛行が可能になるため、空撮カメラマンとしての活動の幅を広げることに役立ちます。

建築・土木測量

ドローン測量は、ドローンを使用して建物や地形を測量する仕事です。

人が立ち入れない山林や山奥でもドローンを使用することで正確なデータを短時間で収集できます。

測量にドローンが活用される理由は、高い安全性と作業効率の高さ、コスト面でも優れているからです。

さらに、ソフトウェアを使用することで、ドローン測量に必要な以下のことがまとめて行えます。

・自動飛行制御
・画像データの収集
・3Dモデル
・オルソ画像
・距離や体積の測定など

そのため、ドローン測量は、ドローンの操縦に加えてソフトウェアを扱うスキルが必要です。

ドローン測量に必須となる資格はありませんが、測量士や測量士補の国家資格は必須と言えるでしょう。

また、レベル4飛行と呼ばれる第三者の上空で補助なし目視外飛行する場合には、ドローンの操縦に無人航空機操縦者技能証明書と機体認証が必要となります。

ドローン測量士は建築現場の監督や設計、インフラ改修などで重要な役割を果たしています。

ドローン点検

ドローン点検は、施設や設備の点検を効率的かつ安全に行う仕事です。

電力線や通信塔、橋梁、パイプラインなどの点検や損傷の確認作業にドローンが活用されています。

ドローン点検は、高所や危険地域への人が立ち入らずに点検できるメリットがあるからです。

ドローンを導入することによって作業効率やコストの削減につながり、早期発見と適切なメンテナンスにより事故防止にも寄与するため、今後もドローン活用が広がる分野です。

ドローンを使って点検する場合に特別な資格は必要ありませんが、点検に特化した知識や技術が必要になるため専門技術を学べるドローンスクールは有用と言えます。

屋根点検、プラント点検など目的ごとに講座があるため、スクールに通うことで専門性の高い技術が磨けるでしょう。

農薬散布

農薬散布は、ドローンを使って農作物に必要な農薬や肥料を散布する仕事です。

ドローンの農薬散布は従来の方法に比べて作業負荷を軽減します。

自動化により農作業を効率化し、農地の地形や条件に適した農薬散布が可能です。

また、農薬散布に関連した健康リスクを低減できるメリットもあります。

農業では慢性的な人手不足や高齢化の課題を抱えているため、ドローンを使った農薬散布への期待が高く、将来性が見込まれます。

農薬散布用のドローンは機種ごとに農薬を入れるタンク容量や飛行可能時間が違うため、農地の面積に合わせた機種選びが必要になります。

また、農作散布用のドローンは「産業用マルチローター」として認定されているものを使用する必要があり、それぞれの機種にあわせた技術認定が必須となる点にも注意しましょう。

警備

警備業界は、警備員が犯罪に巻き込まれる可能性や危険な場所への巡回など、リスクの高い労働環境の問題から人手不足も深刻です。

警備業務は、警備員の巡回といった人による警備か、監視カメラやセンサーを使った機械警備が一般的です。

その中で、警備員に代わる警備業務として、ドローンの可能性に期待が寄せられています。

警備用ドローンはAIを組み合わせることで、不審な動きをする人物や車などをいち早く察知できます。

ドローン警備は、夜間監視や遠隔地のパトロールが容易になり、不正侵入の防止や緊急事態への早急な対応が可能です。

警視庁では2023年度にドローンによる警護現場を上空から把握するための予算を1億7,600万円計上しました。

民間業者でもドローン活用の実証実験が進められていますが、天候の影響や落下の危険性など課題が残っています。

そのため、ドローンを活用した警備が一般的になるのはまだ先になると考えられています。

ドローンで警備するためには、警備員指導教育責任者を配置したうえで、「機械警備業務管理者」の資格を保有している必要があります

現在、ドローンを活用した警備事業者の認定スキームが検討されているため、環境が整うことでドローン警備は拡大するでしょう。

ドローンスクール講師

ドローンの普及に伴い、ドローンスクール講師の需要が増えています。

ドローンスクール講師は、初心者からプロフェッショナルまで様々なレベルの生徒にドローンの操縦技術や法律、安全対策を教える役割を担っています。

さらに、ドローンスクールに通う生徒の目的に合わせて、空撮、測量、点検など専門的な知識が必要です。

特に、生徒がドローン関連の資格取得を目指している場合は、資格取得講座を教える立場として資格の保有が求められるでしょう。

ドローンに関する資格は種類が非常に多いため、実用性の高い資格から取得することをおすすめします。

ドローンスクールで働く場合は、そのスクールが認定を受けている団体のインストラクター資格は必須となりますので確実に取得しておきましょう。

ドローンを取り巻く環境は、ドローンの発展や普及に伴って法令やルールが変更になることがあります。

常に最新情報にアンテナを張り、法令やルールを正しく理解し、ドローンの技術の進歩にも対応できる柔軟さが必要な仕事です。

ドローンエンジニア

ドローンエンジニアは、ドローンの開発や改良に携わる仕事です。

機体の設計、制御システムや自動運転技術などの開発、さらにはメンテナンスや修理などのサポート業務といった幅広い領域で活躍しています。

プログラミングやロボティクスなどの高度な技術スキルが求められる職種です。

ドローンは空撮、測量、点検、農業、警備などさまざまな分野で活用されているため、それぞれの分野の知識も必要です。

また、少子高齢化が進む日本では労働力の減少が課題となっており、ドローンの活用が人手不足の解消に役立っている分野があります。

そのため、今後もドローンの活用はさまざまな分野で期待されているため、新しい活用を生み出せるエンジニアは貴重な存在となるでしょう。

ドローンエンジニアは引き続き需要が高い仕事と言えます。

ドローンで仕事を受注するために必要な知識やスキル

ドローンの仕事を受注するためには、いくつかの重要なスキルや知識が必要です。

まずは冷静に状況を判断するスキルが重要であり、トラブルシューティング能力も求められます。

また、ドローンの操縦技術や知識を習得することも不可欠です。

さらに、航空法や地方自治体の規制に関する知識を持ち、法律の遵守が重要です。

これらのスキルと知識を身につけることで、ドローンを使った仕事の受注へとつながります。

冷静に状況を判断するスキル

ドローンを安全に飛行させるためには、どのような条件下でも冷静に状況を判断するスキルが重要となります。

ドローンの運用では予期せぬ状況が発生することがあります。

飛行ルートや天候など、ドローンを飛行させる環境は常に一定ではありません。

障害物や風の影響を受けて飛行が難しくなった場合にも、落下事故や衝突事故を回避するとっさの判断力トラブルシューティング能力が必要です。

落下や衝突がやむを得ない場合でも、人的被害を避け、被害を最小限にするための冷静な判断力が必要です。

ドローンに関する操縦スキルや知識

安全なドローン操縦には適切な技術と訓練が不可欠です。

フライト技術の向上や特定の操縦スキルの習得、自動飛行モードの活用など、様々な状況に対応するための操縦能力が求められます。

ドローンは機体ごとに飛行が可能な距離や時間、安全機能など、機体の特性が違います。

自分が扱う機体の正しい知識と機体に合わせた訓練により、安全なドローンの操縦が可能となります。

航空法をはじめとする法律の知識

ドローンの運用には航空法や地方自治体の規制など、法的な制約が存在します。

これらの法律や規制に違反することは重大な問題となりますので、適切な知識を持ち、常に法律の遵守が必要です。

また、機体登録やフライト許可の取得など飛行条件ごとに必要となる手続きを理解し、適切に対応しましょう。

ドローンに関する法律や手続きは、普及が進むドローン業界の実態に合わせて整備が進められているため、変更になる可能性があります。

常に情報を収集し、最新の法令やルールを正しく理解しましょう。

ドローンを使用した仕事の将来性

ドローンを使用した仕事は、急成長を遂げる新たな職業の1つとして注目を集めています。

現時点で、空撮、測量、点検などドローンの利用領域は広がりを見せています。

一方で、今はまだドローンが活用されていない分野でも、安全性の確保や法整備が整うことでドローンを活用する業界が増え、職種は拡大するでしょう。

ドローン関連のビジネスは市場規模が拡大し、今後も成長が予測される分野です。

ドローンビジネスの成長予測と市場動向

ドローンは技術革新と様々な業界での活用が進んでおり、ドローンビジネスの将来性は非常に高いと言えます。

なぜなら、国内のドローンビジネス市場規模は、2021年度時点で前年度比25%増の2,305億あり、2022年度、2023年度と拡大を続けているからです。

さらに、2025年度には6,468億円へ達すると予測されています。

市場規模は拡大し続けており、特に空撮、測量、農業、インフラ点検などの分野ではすでに普及が進み需要が増加しています。

さまざまな用途での活用が見込まれるため、ドローンビジネスは成長し続けるでしょう。

新たな活用分野の発展と需要の伸びる領域

現在、既存の分野に加えて新たなドローンの活用分野が広がっています。

ドローンは以下の課題を抱える分野で、今後の発展と需要が見込まれます。

・人手不足
・コスト削減
・情報収集
・作業負担の軽減
・作業の危険回避と安全性確保

具体的には、物流、災害派遣などが挙げられます。

物流業界は宅配便の取扱個数は増えているにもかかわらず、人手不足が深刻です。

そのため、ドローンを使った宅配サービスに期待が寄せられています。

山間部や離島などの過疎地でも、短時間で荷物を宅配できるよう実用化に向けて実証実験が行われています。

また、ドローンは災害地や危険地区、高所など人が安易に立ち入れない場所へ進入が可能です。

災害派遣の場面でドローンの活用が進めば、救護者の有無や被災状況の収集や支援物資の運搬など、これまで時間がかかっていた作業でも迅速に対応が可能となります。

ドローンは現在の社会が抱える課題の1つの解決策として期待され、今後も需要が伸びていくでしょう

まとめ

ドローンを使った仕事の将来性は非常に高く、成長産業としての可能性が広がっています。

市場規模は拡大傾向にあり、特に空撮、測量、農業、インフラ点検などの分野での需要が急速に増加しています。

さらに、物流や災害派遣といった新たな活用分野の開拓が進んでおり、多くの分野でドローンの活用へ期待が寄せられているのです。

ドローンの運用には適切な知識やスキル、法律の遵守が不可欠です。

ドローンビジネスは未来に向けてさまざまな可能性が広がっており、ドローンを使った仕事の世界はますます拡大していくことが予想されます。

ドローン業界の発展を見据えつつ、自分の興味やスキルに合わせたドローンの仕事を追求してみてはいかがでしょうか。

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ドローンの仕事は副業でもできる?具体的な職種やメリット・注意点を解説 https://www.cfctoday.org/drone/drone-howto-work/ Sun, 30 Jul 2023 00:22:49 +0000 https://www.cfctoday.org/?p=14391 近年イベントや映画撮影・個人旅行でも使われ身近になってきたドローンを、実は副業にできるんです。

自分で飛ばして楽しむだけでなく、今までのスキルや経験を活かし、副業にしてお金を稼げたら一石二鳥と言えます。

この記事では、ドローンでできる具体的な副業内容メリットと注意点、さらに副業を探す方法必要なスキルや資格の習得方法を解説します。

この記事を読むとわかること
・ドローン副業内容とメリット
・ドローン副業を探す方法
・ドローン副業する際の注意点
・ドローン副業のために必要な資格とスキル

▼ドローンの仕事に関して詳しく解説した動画▼

ドローンを使用して副業は可能!


ドローンを使用して副業はもちろん可能です。

ドローンの副業内容としては、「パイロットとしてドローンを操縦する」「空撮映像を販売する」「インストラクターとして指導する」といった方法があります。

ドローン業界はどんどん発展していっていますが、その反面まだまだパイロットが不足していて、ドローン自体の知識がある方も少なく、需要に対して供給が少ない分野といえます。

ただし本業の会社が副業を禁止しているなど、企業によっての規定が異なるため、まずはご自身の勤め先の規定を確認してください。

副業でドローンを仕事にするメリットは?


副業でドローンを仕事にするメリットは、以下3つがあります。

ドローン副業でドローンを仕事にするメリット
・ライバルが少ない
・高収入が狙える
・自分の好きを仕事にできる

ドローン業界は、これからまだまだ発展する可能性があるにもかかわらず、パイロットやドローンについての知識や経験者が圧倒的に少ない業界です。

経験や知識が必要なためすぐに参入するのは難しいですが、その反面ライバルが少なく、その他の副業に比べ月に20万円以上の高収入が狙える分野でもあります。

また、そもそもドローンに携わるきっかけは「ドローンを操縦してみたい」「ドローンが好き」という人が多く、好きなことをそのまま副業にできるのも魅力です。

以上のように、ドローンを副業として仕事にすることには、たくさんのメリットがあると言えます。

ドローンで副業をする場合の具体的な仕事例

ドローンで副業をする場合の具体的な仕事例には、以下3つがあります。

どれもまずはドローン操縦の経験と資格が必要ですが、ドローン操縦に慣れていると仕事にできます。

ドローン副業具体的な仕事例
・空撮
・農薬散布
・インストラクター

具体的な内容を紹介していきます。

空撮

空撮とは、光学カメラを搭載したドローンを操縦し、ドローンにしか撮れない角度や高さから対象物を撮影する仕事です。

ドローン業界が発展する前は、特殊機材や飛行機を使用し高いコストを払ってしか空撮はできませんでした。

しかし現在は、ドローンの技術とカメラ性能もますます進化しているため、操縦技術があればいい映像を撮影できます。

空撮は測量と似ていますが、対象物を測る目的の測量に対し、空撮はダイナミックな映像を撮ることを目的としている点が異なります。

現在は人気の副業として、世界では年間1億円以上稼ぐパイロットもいると言われています。

農薬散布

農薬散布とは、農場への農薬や肥料の散布、またはタネの植え付けにドローンを使用する農作業の仕事です。

現在農業業界は、農家の高齢化による深刻な人手不足と、スマート農業を通した効率のいい農業=SDGs目標への取り組みのため、作業の時短化が求められています。

ドローンを利用した農薬散布は人の手で行うよりも圧倒的に効率がよく、また、ムラもなく散布できメリットが多い仕事です。

また農家さんから直接感謝もされ、自分のドローン技術が人の役に立っているという実感を得ることもできます。

インストラクター

インストラクターは、ドローン資格を取得したプロのパイロットのことです。

インストラクターの仕事と言っても、「ドローンスクール講師」「個人でレッスン」「ドローン企業の講師として講演」など、さまざまな種類があります。

またドローンレンタル業者と契約し、初心者に講習するインストラクターもあります。

インストラクターになるには経験と実績に加え資格も必要ですが、講師という誰でもできない副業のため、高収入が狙えると考えられます。

ドローンの副業を探す方法とは?

ドローンの副業を探す方法には、以下4つがあります。

ドローン副業を探す方法
・求人サイト
・クラウドソーシングサービスに登録する
・スキルサービスマーケットに出品する
・ブログやyoutubeを発信しスカウトを待つ

一般的な求人サイトで「ドローン」と検索をかけると、ドローン関連の仕事がたくさん出てきます。

ただし、ドローン求人は他の職種に比べまだまだ求人数が少ないため、まずは大手求人サイトで検索することをおすすめします。

さらにCMでお馴染みのクラウドソーシングサービス「クラウドワークス」や「ランサーズ」に登録し、自分の自己紹介=ポートフォリオを作成することで、ドローン副業求人依頼を待つことができます。

現在、クラウドソーシングサービスは認知度がかなり向上し有名企業も利用しているので、高額案件に採用される場合も多くあります。

また、「ココナラ」などのスキルマーケットに自分の実績を出品し、依頼を待つこともできます。

スキルマーケットは自分の経験や実績が誰かのニーズになるため、ドローンの操縦技術だけでなく「ドローンについての悩み相談」や「申請方法のレクチャー」など、これまでの経験がすべて副業として成り立ちます。

スキルマーケットも登録は無料のため、自身のできることをすぐに登録することをおすすめします。

ブログやYouTubeを始めることもドローン副業を探す方法です。

自身の知識やスキルを発信できるだけでなく、ブログの文章やYoutube動画には自身の人柄も現れるため、依頼者も頼みやすくなります。

以上のようにドローンの副業を探すには、さまざまな方法がありますが、まずは動き出さないことには始まりません。

インターネットでまずは検索をかけたり、サイト登録するなど、ぜひ具体的な行動してみてください。

ドローン関連の仕事を副業で行う際の注意点

ドローン関連の仕事を副業で行う際の注意点には、以下3つがあります。

ドローン副業する際の注意点
・スキルや資格が必要
・法律やルールを理解する
・すぐに稼げない可能性がある

1つずつ解説します。

スキルや資格が必要

ドローンの副業にはスキルや資格が必要です。

ドローンの知識はもちろんのこと、クライアントの求める仕事内容に適したスキルがなければ依頼の仕事を完了できません。

また、ドローンスクールインストラクターなどは、スクールが規定している講習や資格取得がインストラクターとして働く条件になっている場合があります。

いずれにせよ、募集案件をしっかり確認し、必要なスキルや資格を取得するようにしてください。

法律やルールを理解する

ドローン飛行には、守べき法律やルールが細かく制定されています。

主に「道路交通法」「民法」「小型無人機等飛行禁止法」「自然公園法」「自治体の条例」などが、よく確認しなければいけない法律です。

副業として個人で仕事をするからこそ、自身でもしっかり法律やルールを把握しておかないと、予測しない損害賠償請求などされる可能性もあります。

ドローン副業を始める前に、しっかり法律やルールの勉強も行うようにしてください。

すぐに稼げない可能性がある

ドローン市場はまだまだ発展途上で人手不足とはいえ、副業を始めてすぐに稼げるわけではありません。

まずは採用され実績を積み、雇用主との信頼関係を築いていくことで、単価アップや継続案件が望めます。

また、ドローンは最新機種が毎年アップデートされ、法律やルールも常に変化していくため、継続的な勉強が必要になります。

すぐに副業の稼ぎとして結果は出なくても、努力し勉強したことは自分のスキルにつながるため、焦らず自分に合ったドローン副業を探すようにしてください。

ドローンの副業する際に必要なスキルや資格は?

ドローンの副業する際に必要なスキルや資格で、特に取得しておくとおすすめなのは、以下の2つです。

ドローン副業する際に必要なスキルや資格
・一等無人航空機操縦士
・二等無人航空機操縦士

どちらも2022年12月からスタートした国家資格で、どちらかの資格を取得することで、航空法の規制対象となる無人航空機の飛行=特定飛行のための書類提出の一部申請が省略されるメリットがあります。

さらに一等無人航空機操縦士を取得すると、第三者の上空を目視外かつ補助者なしで飛行することが可能になり、許可申請を出す手間がさらに省けます。

また国家資格を取得していると、ポートフォリオを作り自身の実績をアピールする上でもかなりの高ポイントになり、他社との差別化ができ採用されやすくなるメリットもあります。

ドローンでの副業を目指す場合は、ぜひこの2種類の国家資格取得も考えてみてください。

まとめ

ドローンの仕事は副業として、とてもおすすめです。

仕事内容は主に「インストラクター」「空撮」「農薬散布」など、さまざまな種類があります。

もちろん経験やスキルが必要で、できれば一等無人航空機操縦士か二等無人航空機操縦士の国家資格取得が望ましいですが、ライバルも少なく人手不足の業界のため高収入が狙える副業です。

副業の探し方も、求人サイトで検索・クラウドソーシングやスキルサービスマーケットへの登録など色々な方法があり、求人のチャンスもたくさんあります。

ぜひこの記事を参考に、自身に合うドローン副業を探してみてください。

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