ドローンバッテリーは5種類ある!容量・寿命・交換・価格まで徹底解説

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ドローンの飛行時間を左右する重要な要素の一つがバッテリーです。

ドローンを安全かつ効率的に飛行させる場合、バッテリーの管理が重要になってきます。

ドローンの性能や飛行時間はバッテリーの状態によって大きく変わり、誤った取り扱いをするとバッテリーの劣化や事故のリスクに繋がります。

また、ドローンの用途によって適したバッテリーの種類や管理方法も異なります。

そこでこの記事では、ドローンに使用されるバッテリーの種類や容量・寿命・価格について詳しく解説します。

また、おすすめのドローンバッテリーや役割なども徹底解説しています。

この記事でわかること
・ドローンバッテリーの種類
・ドローンバッテリーの役割
・ドローンバッテリーの容量、寿命、交換のタイミング
・おすすめのドローンバッテリー
・ドローンバッテリーの寿命を延ばすための工夫

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ドローンバッテリーは5種類ある

ドローンのバッテリーには、主に以下の5種類があります。

それぞれ特徴が異なり、用途やドローンの種類に応じて使い分けられるので覚えておきましょう。

【ドローンバッテリーの種類】
1.リチウムポリマー(LiPo)バッテリー
2.リチウムイオン(Li-ion)バッテリー
3.リチウムフェライト(LiFePO4)バッテリー
4. ニッケル水素(NiMH)バッテリー
5. 鉛蓄電池(Pb)

それではここから、ドローンに使用されるバッテリーを1つずつ紹介・解説します。

1.リチウムポリマー(LiPo)バッテリー

リチウムポリマー(LiPo)バッテリーは、リポバッテリーとも呼ばれ、現在ドローンで最も広く使用されているバッテリーです。

一般的な空撮用ドローン、レース用ドローン、産業用ドローンなどに使用されています。

スマートフォンに使用されているリチウムイオンバッテリーがゲル状になったものが、リチウムポリマーバッテリーです。

ゲル状にすることで小型軽量を実現し、高エネルギー密度で放電性能が高く、大きな出力を供給できます。

しかし、取り扱いが難しいデメリットがあります。

電解質には可燃性の液体を使用しているので非常にデリケートで、過充電や高温、衝撃などで膨張や発火のリスクがあります。

また、バッテリー容量が減って電圧が低下すると、ドローンの墜落事故を引き起こす可能性があるので注意が必要です。

さらに、充電回数が限られており、劣化しやすいバッテリーでもあります。

2.リチウムイオン(Li-ion)バッテリー

リチウムイオン(Li-ion)バッテリーは、主にスマートフォンなどで使用されているバッテリーです。

エネルギー密度が高く、急速な充放電が可能で、寿命が長いのが特徴です。

リチウムポリマーバッテリーよりも膨張しにくく、比較的安全性が高くなっています。

リチウムポリマーバッテリーに比べると放電性能は低くなりますが、長時間使用できます。

重量は大きくなるため、軽量を求める場合は不向きです。

測量などの長時間飛行が求められる産業用ドローンや、一部の空撮用ドローンに使用されています。

3.リチウムフェライト(LiFePO4)バッテリー

リチウムフェライト(LiFePO4)バッテリーは、安全性の高さが特徴のバッテリーです。

自然放電が少ないため寿命が長いですが、エネルギー密度は比較的低めです。

衝撃に強いので壊れにくく、サイクル寿命(充放電を繰り返せる回数)に優れています。

リチウムイオンバッテリーと同様、重量は大きくなるため、軽量を求める場合は不向きです。

農業用の産業ドローンなど、安全性が重視される場面で使用されています。

4. ニッケル水素(NiMH)バッテリー

ニッケル水素(NiMH)バッテリーは、安価で比較的安全性が高いバッテリーです。

メモリー効果(バッテリーを放電しきらずに充電を繰り返し、バッテリー容量が減少する現象)が少なく、扱いやすいのが特徴です。

エネルギー密度は低めなので、大電流が必要な大型のドローンなど重量のある機体には不向きです。

主に、トイドローンやホビードローンなどで使用されています。

5. 鉛蓄電池(Pb)

鉛蓄電池(Pb)は、長い歴史を持つバッテリーです。

バッテリーの中でも最も安価で、適応温度が幅広く耐久性があるのが特徴です。

メモリー効果があり、自然放電量が大きいので、突然使えなくなる可能性がある点がデメリットです。

重量が重いため、一般的なドローンにはほとんど使用されず、特殊用途の産業用ドローンや地上設備のバックアップ電源として使用されます。

ドローンバッテリーの役割とは?

ドローンバッテリーは、ドローンの動力源として非常に重要な役割を果たします。

バッテリー技術の進歩によって、ドローンの飛行時間は長くなってきています。

バッテリーのサイズを大きくせず、飛行時間を延ばすというのが、ドローンバッテリーの課題です。

バッテリーの性能がドローンの飛行時間や安定性、重量、耐久性に大きく影響するため、適切なバッテリーを選ぶことが重要です。

ドローンバッテリーの容量・寿命・交換タイミングとは?

バッテリーの寿命は、バッテリーの種類や使用方法によって大幅に左右されます。

基本的には、バッテリーのサイズが大きくなるほど容量も大きくなる傾向にあります。

しかし、技術の進歩により、小型軽量で大容量のバッテリーも開発されています。

ここでは、バッテリーの容量(mAh)、バッテリー寿命を長持ちさせるコツ、バッテリーの交換目安について詳しく紹介します。

容量(mAh)によって飛行時間が変わる

バッテリーの容量(mAh)によってドローンの飛行時間は変わります。

「mAh」とは・・・「ミリ・アンペア・パワー」と読み、「放電容量」とも呼ばれています。

「mAhは」、1時間にどのくらいの電流を流せるか、という数値です。

DJI Mavic Airはバッテリー容量2375mAhで飛行時間約21分、物流用ドローンAirTruckはバッテリー容量22,000mAh×4本で飛行時間約50分と、バッテリー容量が大きいほど飛行可能時間は長くなります。

バッテリー寿命はどれくらい?長持ちさせるコツ

ドローンのバッテリーでよく使用されるリチウムイオンバッテリーとリチウムポリマーバッテリーの寿命は約1~2年と言われています。

バッテリーの寿命を延ばしたい場合は、フル充電状態での長期間保管を避けることが重要です。

長期間使用しない場合は、40~65%まで放電して保管すると負荷がかかりにくくなります。

また、高温低温・多湿の環境や、落下の危険がある場所は避けて保管する必要があります。

バッテリーの交換目安は何回充電後?

バッテリーの充電回数は、アプリで確認できる場合が多いので、こまめにチェックすることが重要です。

機種によって「累計充電回数」「累計放電回数」などカウントされるタイミングが変わってくるので注意が必要です。

バッテリーを交換する目安の充電回数は、ドローンの機種によって大きく変わりますが、Phantom4のバッテリーで200回程度と言われています。

産業用ドローンはバッテリー寿命が比較的長めで、DJI AGRAS T10のバッテリーは1000回程度、DJI Matrice 350 RTKのバッテリーは400回程度と言われています。

ドローンバッテリーのおすすめ5選

ここでは、ドローンバッテリーのおすすめを5つ紹介します。

【おすすめのドローンバッテリー】
1.【リチウムポリマー(LiPo)バッテリー】ドローン用バッテリーTattu
2.【リチウムポリマー(LiPo)バッテリー】CNHL MiniStar
3.【リチウムポリマー(LiPo)バッテリー】QANYEGN
4.サイト【リチウムイオン(Li-ion)バッテリー】Panasonic NCR18650B
5.【リチウムフェライト(LiFePO4)バッテリー】AZリチウムイオンバッテリー

それではここから、ドローンバッテリーのおすすめを1つずつ紹介・解説します。

【リチウムポリマー(LiPo)バッテリー】ドローン用バッテリーTattu

ドローン用バッテリーTattuは、中国のGrepow社から販売されているリチウムポリマーバッテリーです。

名称 ドローン用バッテリーTattu
メーカー Grepow
電池 リチウムポリマー電池パック
サイズ 202mm×76mm×61mm
重量 1620g
価格 要見積もり
公称容量 12Ah(222Wh)
公称電圧 22.2V
充電電流値 1-3C(推奨)
放電値 継続:15C(240A)/瞬間:30C(480A)
コネクター AS150+XT150
バランスコネクター マイクロUSB+JST-XH
対応機種 DJI S800EVO,DJI S900,S1000,S1000+,FreeFly CineStar 6,FreeFly CineStar 8

産業用ドローンに対応するバッテリーで、高エネルギー密度、高容量が特徴です。

高温保管時の自己放電機能や、高電圧・低電圧時にアラートが出るといった、安全性に配慮した機能が搭載されています。

【リチウムポリマー(LiPo)バッテリー】CNHL MiniStar

CNHL MiniStar画像

出典:Amazon

CNHL MiniStarは、香港のCHINAHOBBYLINE社から販売されているリチウムポリマーバッテリーです。

名称 CNHL MiniStar
メーカー CHINAHOBBYLINE
電池 リチウムポリマー
サイズ 56.5mm×34mm×78mm
重量 283g
価格 ¥4,725
公称容量 1500mAh
公称電圧 22.2V/6-Cell/6S1P
充電電流値 5C Max
放電値 120C連続/240Cバースト
コネクター XT60
バランスコネクター JST/XH
対応機種 kylark m4-fpv250, MiniShredder 200, lndy250 plus mojo 280, QAV250など

283gと軽量ながら、高放電・大容量なのが特徴です。

最大70Cの放電速度を提供し、急速充電が可能で、長いサイクル寿命を持ちます。

【リチウムポリマー(LiPo)バッテリー】QANYEGN

QANYEGNの画像

出典:Amazon

QANYEGNのリチウムポリマー(LiPo)バッテリーは、高出力・軽量設計が特長の高性能バッテリーです。

名称 QANYEGN
メーカー QANYEGN
電池 リチウムポリマー
サイズ 105mm×35mm×16mm
重量 約140g
価格
公称容量 2200mAh
公称電圧 7.4V (2S)
充電電流値
放電値 35C
コネクター XT60
バランスコネクター XH
対応機種 E88、E88Pro、E100、E99、K3、K6、E89、P1、P4、P5、P8P10

高い放電性能により、ドローンやRCカーなど電力を多く消費する機器にも安定した電力供給が可能です。

また、コンパクトながらも高容量を実現し、長時間の使用にも対応します。

過充電・過放電防止機能など、安全面も配慮されており、初心者から上級者まで幅広く使用できます。

多様なコネクタ形状にも対応しており、さまざまなホビー用途に最適なバッテリーです。

【リチウムイオン(Li-ion)バッテリー】Panasonic NCR18650B

Panasonic NCR18650Bの画像

出典:Amazon

NCR18650Bは日本のPanasonic社から販売されているリチウムイオンバッテリーです。

名称 NCR18650B
メーカー Panasonic
電池 リチウムイオン
サイズ 18.5mm×65.3mm
重量 48.5g
価格 1,680円
公称容量 3250mAh
公称電圧 3.6V
充電電流値 4.20±0.03V
放電値 4.87A(最大連続)
コネクター
バランスコネクター
対応機種

48.5gと超軽量ながら、3250mAhと大容量なのが特徴です。

日本製で安心感があるという理由で人気が高いですが、偽物が多く出回っているという情報があるので購入時は注意が必要です。

【リチウムフェライト(LiFePO4)バッテリー】AZリチウムイオンバッテリー

AZリチウムイオンバッテリーの画像

出典:岡田商事

AZリチウムイオンバッテリーは、リン酸鉄リチウム(LiFePO4)を採用した高性能バッテリーで、安全性と長寿命が大きな特長です。

名称 AZリチウムイオンバッテリー
メーカー AZ BATTERY
電池 リチウムイオン
サイズ
重量
価格
公称容量
公称電圧
充電電流値
放電値
コネクター
バランスコネクター
対応機種

熱安定性に優れており、過充電や高温環境下でも発火や爆発のリスクが低く、安心して使用できます。

サイクル寿命は数千回に及び、従来の鉛バッテリーと比べて圧倒的な耐久性を誇ります。

軽量でありながら高出力を維持できるため、キャンピングカーや太陽光蓄電システム、ポータブル電源など幅広い用途に対応可能です。

自己放電率が低く、長期間の保管でも性能低下が抑えられます。

環境負荷も少ないため、次世代の蓄電ソリューションとして注目されています。

リチウムポリマーバッテリーが多くのドローンに採用されている

現在多くのドローンで採用されているのはリチウムポリマーバッテリー(リポバッテリー)です。

リチウムイオンバッテリーと比較して、安全性の高さや扱いやすさの点から、使用率が増えてきました。

主なドローンメーカーの使用バッテリーの種類を調査しました。

メーカー名 国名 主要モデル 使用バッテリー
ACSL 日本 SOTEN リチウムイオン
DJI 中国 DJI Mavic 3 Pro /DJI Air 3S リチウムポリマー/リチウムイオン
Yuneec 中国 Typhoon H リチウムポリマー
Autel Robotics 中国 EVO Lite Enterpriseシリーズ リチウムポリマー
PowerDolphin 中国 PowerDolphin リチウムイオン
Parrot フランス ANAFI Ai リチウムポリマー
Skydio アメリカ Skydio X10 リチウムポリマー

ドローンの主要メーカーでは多くの機種でリチウムポリマーバッテリーが使用されていることがわかります。

リチウムポリマーは軽量な点と、ゲル状の電解質のため、液漏れしにくく安全な点がドローンに使用される理由として挙げられます。

ドローンに多く使用されているということは、市場に多く出回っているということになるため、リチウムイオンバッテリーの方が多くの選択肢があり、購入しやすいバッテリーと言えます。

ドローンのバッテリー寿命を延ばすための2つの工夫

ここでは、ドローンのバッテリー寿命を延ばすためにできる2つの工夫を紹介します。

【ドローンバッテリーの寿命を延ばすための工夫】
1.充電のしすぎやバッテリーの使い過ぎを防ぐ
2.高温環境下での充電・保管を避ける

それではここから、ドローンのバッテリー寿命を延ばすためにできる2つの工夫を1つずつ紹介・解説します。

1.充電のしすぎやバッテリーの使い過ぎを防ぐ

ドローンのバッテリーは、充電のしすぎで劣化が進んでしまいます。

そのため、下記のポイントに気を付けると劣化を防げます。

【ドローンバッテリーで気を付けるポイント】
・100%まで充電されたらすぐに充電器からバッテリーを外す
・最大まで充電された状態でドローンに取り付ける
・充電残量が20~30%になったら使用しない

睡眠時に充電したままにするという事例が多いですが、過充電になりやすく、バッテリーの劣化を早める一因になります。

最大まで充電された状態で充電し続けたり、充電残量が0%近くなるまで使用しないことが、バッテリーを長持ちさせるポイントです。

2.高温環境下での充電・保管を避ける

高温での充電や保管は、バッテリーの劣化を早めます。

バッテリーには動作温度が設定されており、一般的には40℃に設定されています。

そのため、夏の炎天下や、車の中など、高温になる可能性がある環境は避けるようにするのが重要です。

また、充電中はバッテリーの温度が上がりやすいため注意が必要です。

不具合が起きると、内部でショートして発火などの事故に繋がる危険があるので注意してください。

まとめ

本記事では、ドローンに使用されるバッテリーの種類や容量・寿命・価格について詳しく解説しました。

また、おすすめのドローンバッテリーやバッテリー寿命を延ばすための方法を1つずつ紹介しています。

ドローンの技術進化とともにバッテリーの性能も向上し、飛行時間は大幅に長くなりました。

バッテリーには多くの種類がありますが、現在ドローンのバッテリーで使用されている主要なバッテリーは『リチウムポリマーバッテリー』です。

安全で取り扱いやすいものが増えていますが、バッテリーは高温や衝撃に弱く、場合によっては液漏れや発火、爆発に繋がる危険性があるので、使用や管理には充分注意する必要があります。

バッテリーは、使用と充電を繰り返すことで劣化するので、長持ちさせるためには正しい充電と保管方法を実施することが重要です。

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