【2024年最新】おすすめのドローンを用途別にご紹介!

ドローン おすすめのアイキャッチ画像

ドローンはカメラやラジコン好きが利用するものだと思われていましたが、近年「5G」や「無人化」のキーワードが注目され、ドローンの市場も注目するべき存在となりました。

また最近は、テレビやYouTubeでドローンを目にするようになり「将来的にドローンに関わる仕事をしてみたい」「ドローンに興味を持ち始めた」と感じる方もいると思います。

ですが、車のように日常に溶け込んでいる物ではないので、知識面で少し不安に感じる方もいると思います。

そこで今回は、初心者でも扱えるドローンや、業務レベルで利用できるドローンなどを用途別で紹介していきます。

結論としては、初めに100g以下の安価なドローンで練習を行い、慣れてきたら利用目的に合ったドローンを購入することをおすすめします。

【本記事でわかること】
・初心者におすすめのドローン
・空撮におすすめのドローン
・点検作業におすすめのドローン
・農薬散布におすすめのドローン
・100g未満でおすすめのドローン

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初心者におすすめのドローンをご紹介

初めに、これからドローンに触れてみたい方におすすめのドローンを紹介します。

最近のドローンはスマートフォンをコントローラ代わりに使用でき、ドローンの景色を眺めることもできます。

スマートフォンから操作できるので簡単に思えますが、ドローンの操作はとても難しいため、最初は安価なドローンを利用して練習することをおすすめします。

また、写真撮影も可能なので、今後空撮の練習を考えている方にもおすすめです。

金額は10,000円程度なので、初心者にも手を出しやすい価格帯です。

Tello

Telloドローンの画像出典:Ryze

Telloは、Ryze Technologyが販売しているプログラミング可能なトイドローンです。

会社 Ryze Technology
価格 12,980円
重量 80g
飛行時間 13分
スマホとの接続 対応
写真撮影 2592×1936
動画撮影 HD720p30

Telloは大人から子供まで楽しめるように設計されたドローンで、スマホやVRヘッドセットとの連携が可能です。

他にも「接続が切れても安全に着陸する機能」「ホバリングをアシストするテクノロジー」が搭載されており、1万円代で購入できるドローンとしてはとても高機能です。

また、Scratch/Python/Swiftなどのプログラミング言語に対応しており、ドローンを通じてプログラミングが学べます。

さらに子供でもプログラミングができるよう、ブロックプログラミングにも対応しています。

普段の遊びからプログラミング学習までTello一台で完結するので、トイドローンの中でも特におすすめする商品です。

HS210 Pro

HS210 Proの画像

出典:Holy Stone

HS210 Proは、Holy Stoneが販売しているトイドローンです。

会社 Holy Stone
価格 9,229円
重量 33g
飛行時間 5分(バッテリー3個付き)
スマホとの接続 対応
写真撮影 1280×720
動画撮影 720P

HS210 Proは、33gと軽量なため、衝突による怪我や故障のリスクを大幅に減らせるので、子供でも安心して遊べます。

元からプロペラガードも付いているので、プロペラに触れることによる怪我も防止できます。

HS210 Proは10,000円以下の格安ドローンですが、FPVリアルタイムに対応しているので、ドローンの映像をスマートフォンでリアルタイムに確認できます。

また、バッテリーは3個付属しているので、充電しながら遊ぶことで長時間のフライトが楽しめます。

Mavic mini

Mavic miniの画像

出典:DJI

Mavic miniは、DJI社が販売している軽量型ドローンです。

会社 DJI
価格 106,700円
重量 249g
飛行時間 34分
スマホとの接続 対応
写真撮影 8064×6048
動画撮影 4K60fps

Mavic miniはTelloやHS210 Proの様に安価ではありませんが、障害物検出機能や、高画質での撮影に対応しています。

日本では以前199g未満のドローンはトイドローン扱いとされていたため、日本だけ特別にMavic miniが199gの仕様だったこともあります。

現在は100g未満となったため、Mavic miniも無人航空機として扱われてしまうようになり、海外の仕様モデルのみとなりました。

Mavic Miniにもジンバルが内蔵されており、ブレない動画を撮影できるため、高画質な空撮動画を撮りたい方にも向いています。

また、折り畳むこともできるのでコンパクトに持ち運びが可能です。

空撮におすすめのドローンをご紹介

続いて、空撮におすすめのドローンを紹介します。

空撮用のドローンにはジンバルと呼ばれる物が搭載されており、風に煽られたり急カーブしても、ブレることなく撮影できます

また、ホバリング機能もあるため、ある程度の風に煽られてもドローンがその場に留まってくれます。

さらに、追突回避機能や、バッテリー残量減少により自動で戻ってくる機能などの安全面も徹底されています。

空撮用ドローンは、テレビ番組の撮影や映画撮影にも使用されるほど画質が綺麗で、写真家なども愛用しています。

ですが、カメラがしっかりしている為ドローンの重量も重くなり、規制対象として扱われるので注意が必要です。

空撮用ドローンで撮影するには国土交通省に飛行申請する必要があるので、資格があるとより審査に通りやすくなります。

ドローン資格に関しては別記事でも紹介しているので、そちらを確認してください。

Mavic Pro or Air

Mavic Pro or Airの画像

出典:DJI

Mavic Pro or Airは、DJIが販売している最も王道なドローンのモデルです。

会社 DJI
価格 Pro:239,800円
Air:119,900円
重量 Pro:734g
Air:430g
飛行時間 Pro:46分
Air:31分
スマホとの接続 Pro:対応
Air:対応
写真撮影 Pro:4200×2900
Air:5472×3078
動画撮影 Pro:4K120fps
Air:5.4K30fps

空撮用として購入されるドローンの多くは、最低でも4K撮影に対応しているので、高画質の撮影が可能です。

Mavic Pro or Airは、飛行時間も30分以上持続するため、少し離れた場所での撮影もできます。

バッテリーは本体から取り外しができるので、バッテリーを複数持ち歩くことで、長時間の撮影が可能となっています。

Mavic ProとAirシリーズも、mini同様折り畳めるのでコンパクトに持ち運びができるという特徴があります。

Mavic Pro or Airは、写真家や映画の撮影にも利用されていることから、仕事やクリエイティブの場面でも利用できるのが人気の理由です。

Phantom

Phantomシリーズの画像

出典:DJI

Phantomは、DJIが販売している本格的な撮影に向いているドローンです。

会社 DJI
価格 200,000円
重量 1388g
飛行時間 30分
スマホとの接続 対応
写真撮影 5184×3888
動画撮影 4K60fps

Phantom内蔵カメラのセンサーサイズは1インチを採用しており、空撮用のドローンの中でも特に大きなセンサーを利用してます。

より大きなセンサーサイズを利用することで、薄暗い場所でも多くの光を取り込めるので、高画質な写真や動画を撮影できます。

Phantomシリーズは、日本のバラエティー番組でも利用されていることが多く、地方ロケなどでよく利用されてます。

ただし、折り畳みができないため、持ち運びが少し大変なデメリットもあります。

PowerEgg X

PowerEgg Xの画像

出典:PowerVision

PowerEgg Xは、Power Vision社が販売しているドローンで、折り畳むと卵のような形になるのが特徴的です。

会社 Power Vision
価格 100,100円
重量 522g
飛行時間 30分
スマホとの接続 対応
写真撮影 4000×3000
動画撮影 4K60fps

ドローンは基本的に雨天時の飛行を控える必要がありますが、PowerEgg Xは高い防水性能を持つため、大雨でも飛行が可能です。

また、カメラの画質も高品質なため、他のドローンでは撮影できない光景を収められます。

PowerEgg Xは、水上に着陸できるアクセサリーが販売されているので、川や海、湖など水辺での撮影にとても強いドローンとして有名です。

手持ち撮影にも対応しているため、3.5時間の撮影が可能な点も魅力的です。

点検におすすめのドローンをご紹介

ドローンは撮影だけでなく、建築など建物や地形の調査にも利用されることがあります。

日本ではインフラの老朽化問題が大きな問題になっており、点検に対するコストと時間が必要になります。

ですが、ドローンを活用することで、人による確認が難しい場所でも「安全」「安価」「時短」で点検が可能です。

今後さらに老朽化問題が深刻になる日本では、ドローンを取り入れた点検が必要不可欠となります。

ドローンにも様々な特徴がありますが、「ズーム機能」「ライト」など、細かい部分や薄暗い環境でも調査が可能なドローンも存在します。

それではここから、点検におすすめのドローンを紹介します。

Matrice 300 RTK

Matrice 300 RTKの画像

出典:DJI

Matrice 300 RTKは、DJIが業務用として販売しているドローンです。

会社 DJI
価格 950,000円
重量 6,300g
飛行時間 55分
スマホとの接続 未対応(コントローラーに液晶あり)
カメラ 1280 x960
その他の機能 ・赤外線感知
・ライト

空撮や業務用ドローンの多くは飛行時間が約30分なのに対し、Matrice 300 RTKは最大55分の飛行が可能です。

動作する環境も-20°C~50°Cなので、電気を確保することが難しい山奥でも長時間の点検や捜索が可能となります。

また、最大15km先まで操作できるので、広い敷地内の点検作業でも利用できます。

オプション機能として「ズームに特化したカメラ」「3Dデータを取得できるカメラ」「熱を感知できるカメラ」を取り付けることもできます。

Matrice 300 RTKが実際に利用されている場面は、次の通りです。

・消化活動
・捜索救助
・警察
・送電線の点検
・石油、ガス
・地質調査

Matrice 300 RTKは、様々な場所で活躍するドローンということもあり、点検作業にドローンを使いたい方におすすめです。

Mavic 3

Mavic 3の画像

出典:DJI

Mavic 3は、DJIが販売している折りたたみ式の業務用ドローンです。

会社 DJI
価格 239,800円
重量 895g
飛行時間 46分
スマホとの接続 対応
カメラ Hasselbladカメラ:5280×3956
望遠カメラ:4000×3000
その他の機能 28倍ハイブリッドズーム162mmを採用

Mavic 3は、Hasselbladカメラと望遠カメラの二つが内蔵されており、近づくことが困難なものも撮影できます

望遠カメラで撮影した写真もRAWで撮影できるため、後でパソコンで高度な画像処理も可能です。

他のMavicシリーズ同様、障害物検知機能が付いているので、安全面もしっかり対応されています。

Mavic2 ENTERPRISE ADVANCED

Mavic2 ENTERPRISE ADVANCEDの画像

出典:DJI

Mavic2 ENTERPRISE ADVANCEDは、DJIが販売している、様々な用途に対応したコンパクトな業務用ドローンです。

会社 DJI
価格 924,638円
重量 909g
飛行時間 30分
スマホとの接続 未対応(コントローラーに液晶あり)
カメラ 8000×6000
その他の機能
(アクセサリー)
・RTKモジュール
・スポットライト
・スピーカー
・ビーコン

業務用ドローンとして販売されていますが、空撮用のコンパクトなドローンと同程度の重量やスペックとなっています。

Mavic2 ENTERPRISE ADVANCEDに対応しているアクセサリーは、次の通りです。

・RTKモジュール
・スポットライト
・スピーカー
・ビーコン
・DJIスマート送信機

Mavic2 ENTERPRISE ADVANCEDはアクセサリーとしてスポットライトなど、様々な種類のアクセサリーに対応してます。

夜間の急な点検でもセットが1分くらいで完了し、進行方向をライトアップできるので、急な点検が必要な業種にとっては必要な機能です。

農薬散布におすすめのドローンをご紹介

農薬の散布にもドローンが利用されており、大型ヘリコプターによる農薬散布よりも短時間で散布が完了します。

農業では人手不足が加速しており、農林水産省が2019年に「農業用ドローン普及計画」に向けて動き始めています。

農業ドローンにはAIが搭載され、必要な場所に最低限の農薬を散布できるドローンもあり、無農薬に近い野菜を育てられます

また、人工衛星との通信も可能で、人が操作することなく自動で散布することも可能で、農薬だけでなくタネの散布もできます。

また、農業用のドローンはプロペラ数が多いので、10kg相当の農薬を積むことも可能です。

農業用のドローンは日本製が多く、サービスも日本企業と連携しているので安心して利用できます。

農業用のドローンで薬品を散布するには「危険物輸送」「物件投下」に当てはまるため、散布予定日の10開庁日前までに国土交通省の許可をとることが必須条件となります。

それではここから、農薬散布におすすめのドローンを紹介します。

飛助DX

飛助DXの画像

出典:マゼックス

飛助DXは、マゼックスが販売している農業用ドローンです。

会社 マゼックス
価格 840,000円
重量 14.9kg
飛行時間 30分
スマホとの接続 未対応
カメラ
タンク容量 10L

飛助DXは国産のドローンなので、日本の規制や土地の特徴を生かした作りになってます。

大きな特徴として、自動飛行モードを取り入れており、あらかじめ走行するコースを決めておくだけで均一の散布が可能になります。

バッテリー残量が減少した場合の自動着陸機能や、飛行禁止区域では飛行できない機能も付いているので、国内で安心してドローンを利用したい方におすすめです。

あおぞら

農業用ドローン「あおぞら」の画像

出典:岩木山ラジコン空港株式会社

あおぞらは、岩木山ラジコン空港が販売している農業用ドローンです。

会社 岩木山ラジコン空港
価格 532,000円
重量 5.8kg
飛行時間 10分
スマホとの接続 未対応
カメラ
タンク容量 5L

あおぞらも国産の農業用ドローンで、取扱説明書はネット上「農業用ドローン あおぞら 取扱説明書」に公開されてます。

一般的な農業用ドローンはタンクの容量が10Lなのに対し、あおぞらは5Lと比較的小さめで、コンパクトです。

バッテリーが4本利用されているので、各現場で繰り返し充電を行うことで合計5時間の飛行に成功した事例もあります

農業ドローンは自治体で購入し、その街を回ってドローンを利用することもあるので、複数の場所で利用を考えている方や組織におすすめです。

SD-410P

SD-410Pの画像

出典:Spiral Tech

SD-410Pは、Spiral Techが販売している農業用ドローンです。

会社 Spiral Tech株式会社
価格 792,000円
重量 14.5kg
飛行時間 15分
スマホとの接続 未対応
カメラ
タンク容量 10L

SD-410Pでは高度なGPS技術を取り入れ、自動散布や自動帰還といった安心して利用できる機能がついてます。

ドローンの部品は広く流通しているものを利用しているので、故障してしまった際も部品交換しやすいという特徴があります。

100g未満でおすすめのドローンをご紹介

2022年6月からドローンはバッテリーを含めた重量が100gを超えると、「無人航空機」として扱われ、航空法の規制対象となります。

そのためドローンを飛ばすには、「無人航空機の登録」「国土交通省へ飛行申請」が必須になります。

ですが、100g未満のドローンは「トイドローン」と呼ばれ、申請処理が不要なため周りの環境に注意すれば誰でも飛ばせます

また、トイドローンはコンパクトなため、家の中でも飛ばせるのが魅力的です。

最近のトイドローンはプロペラに巻き込まれないよう安全面でも考慮されているため、子供でも気軽に飛行できます。

それではここから、100g未満でおすすめのトイドローンを紹介します。

HS330

HS330の画像

出典:Holy Stone

HS330は、Holy Stoneが販売しているトイドローンです。

会社 Holy Stone
価格 5,819円
重量 33g
飛行時間 21分(バッテリー3個)
スマホとの接続 未対応
カメラ

先ほど紹介したHS210 Proと形は少し似ていますが、カメラが搭載されていません。

ですが、価格が約半分と、子供に遊ばせるのに最適なドローンです。

HS330は、5,819円と安価なドローンではありますが、障害物回避モードや、緊急停止など安全面も考慮されています。

また、ドローンを空中にそっと投げて飛行させる「手投げテイクオフモード」が搭載されており、ジェスチャーでドローンを操作できます。

HS330のプロペラ部分は、巻き込まれないようにガードしてあるので、怪我するリスクも減らせます。

Holyton HT30

Holyton HT30の画像出典:Amazon

Holyton HT30は、Holytonが販売しているトイドローンです。

会社 Holy Stone
価格 3,730円
重量 41g
飛行時間 12分(バッテリー2個)
スマホとの接続 未対応
カメラ

Holy Stoneの姉妹会社のような存在のHolytonがしているドローンですが、見た目や形が少し異なり、LEDライトが内蔵されているカッコいいデザインのドローンです。

バッテリーも2個付属しているので、片方を充電しながらドローンで遊ぶことも可能です。

HS330はカメラやスマホ接続に対応していませんが、HT30は5,000円以下で購入できるドローンなので、初めて子供にプレゼントするのに最適な商品です。

4D-V8

4D-V8の画像

出典:Amazon

4D-V8は、4DRCが販売しているトイドローンです。

会社 4DRC
価格 4,399円
重量 50g
飛行時間 24分(バッテリー3個)
スマホとの接続 未対応
カメラ 1280×720

4D-V8は5,000円以下のドローンですが、FPVリアルタイムに対応したトイドローンです。

最大の特徴としては、「低速」「中速」「高速」の三つに対応しており、操作が苦手な子供でも楽しめるよう設計されていることです。

バッテリーも3個付属しているので、充電しながらドローンで遊ぶことも可能です。

 

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