ドローンショーを依頼できるおすすめの会社は?費用相場や各社の概要や事例を紹介!

近年、エンターテインメント業界や企業のプロモーションイベントでドローンショーが注目を集めています。

夜空に浮かび上がる無数のドローンが織りなす光の演出は、見る人を圧倒し、記憶に残る特別な瞬間を提供します。

イベントの演出に新たな魅力を加えたいと考えている方にとって、ドローンショーは魅力的な選択肢の一つとして取り入れられています。

しかし、ドローンショーを成功させるためには、技術力や安全性、経験を兼ね備えた信頼できる企業に依頼することが重要です。

そこでこの記事では、ドローンショーの企画や運営、実施しているおすすめの会社を紹介していきます。

また、ドローンショーの費用相場も徹底解説します。

どのようなドローンショー企業に依頼しようか悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください。

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【本記事でわかること】
・ドローンショーの費用相場
・おすすめのドローンショー会社
・ドローンショーの開催予定や過去事例

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ドローンショーはどんなイベント?

ドローンショーとは、複数のドローンを使って空中で光や動きによるパフォーマンスを行うイベントや演出のことを指します。

LEDライト搭載のドローンに、専用のソフトウェアを用いて一斉に動きをコントロールすることで、夜空に美しい図形やアニメーション、メッセージなどを描き出します。

ドローンショーの特徴は、ドローンの機動性を活かした精密さとスケール感にあります。

数十機から数百機、多い時には数千機のドローンがシンクロして飛行し、より繊細で迫力のあるパフォーマンスを行います。

この技術は、企業のプロモーションイベントや音楽フェスティバル、スポーツイベントなど、さまざまな場面で利用されており、従来のエンターテインメントから進化した未来的な体験を提供しています。

ドローンショーとは?仕組み・事例・おすすめの会社を徹底解説!

ドローンショーの仕組みとは?

ドローンショーの仕組みは、複数のドローンを正確に制御し、空中で複雑な動きを行わせることで演出を作り上げる技術によって成り立っています。

通常ドローンは人が操縦しますが、ドローンショーでは、数十機から数千機のドローンが一斉に飛行し、複雑な形状や動きを描きます。

複雑な動きを実現するのは人の操縦では難しいため、各ドローンにあらかじめ動きがプログラミングされています。

専用のソフトウェアを使ってドローンごとに動きや軌道、速度、光のタイミングが設計され、ショー中はそのプログラム通りに動くように制御されます。

これによって規則性のある美しいドローンの動きが実現できるようになります。

また、ドローンはバッテリー容量が限られているため、ショーの時間は通常10~20分程度に制限されています。

プログラムでは、飛行時間を計算に入れて無駄のない動きが設定され、バッテリーが切れる前にドローンが安全に着陸できるように管理されています。

ドローンショーの仕組みはどうなってる?普通のドローンでもできるのか?

ドローンショーの費用相場はどのくらい?

ドローンショー開催を検討している方にとって、どのぐらいの費用がかかるのかが気になると思います。

ドローンショーの費用は、ドローンの台数、演出内容、ショーの規模、場所、カスタマイズの度合いによって大きく異なります。

それによって費用相場は、100万円から1000万円以上とかなり幅があります。

まず、ドローンの台数によって費用は大きく左右されます。

1回のイベントで使用されるドローンが増えるほどプログラミングや制御、運搬にかかるコストも増加します。

また、演出の複雑さで費用が変わってきます。

シンプルな図形やロゴの表示であれば、比較的安価で済みますが、複雑なアニメーションや動きが求められる場合は、プログラミングの難易度が上がるため、追加の費用がかかります。

さらに、ショーを実施する場所によっても費用は変わります。

屋内は屋外よりも狭い範囲でドローンを飛ばすため、基本的には屋外より屋内の方が比較的リーズナブルな価格でドローンショーが開催できます。

屋内で実施の場合は100万円から、屋外での実施の場合は300万円からが相場になることを覚えておきましょう。

都市部や大規模なイベント会場で実施する場合は、地方での小規模なショーよりもコストが高くなることが一般的です。

ドローンショーを開催するためにはまず場所を確保し、航空局への許可を受けないといけません。

ショーを行う場所が規制に厳しい地域であれば、許可申請や準備に時間とコストがかかることもあります。

そしてショーの準備には、演出の企画、プログラミング、リハーサルが必要です。

リハーサルの回数や規模に応じて、スタッフの人件費や機材レンタル費用がかかるため、これもコストに影響を与えます。

ドローンショーの費用は、小規模な演出であれば100万円前後から、大規模かつ複雑なショーでは1000万円以上になることもあります。

基本的な料金に加えて、進行管理費や現場視察費、現場運営費など、様々な料金が追加でかかってくることにも注意しなければいけません。

ドローンショーの費用ってどれくらい?相場や最安の会社を紹介!

おすすめのドローンショー会社

ここでは、実際にドローンショーを依頼できるおすすめの会社を紹介します。

ドローンショーの市場規模は、年々拡大しているものの、まだ日本ではドローンショーを事業としている企業は多くはありません。

その中でも数々のドローンショーを手がけている会社を4つ紹介します。

1.株式会社ドローンショー・ジャパン
2.株式会社レッドクリフ
3.東洋音響株式会社(Sinfonia by Toyo Onkyo)
4.株式会社スペースワン(インドアドローンショー)

それでは、次より各ドローンショー会社の特徴や詳細を徹底解説します。

1.株式会社ドローンショー・ジャパン

株式会社ドローンショー・ジャパンは、「世界をエンタメ化する」を企業理念に掲げ、ドローンに関する事業を専門とした金沢の会社です。

会社名 株式会社ドローンショー・ジャパン
所在地 金沢本社
〒920-0025 石川県金沢市駅西本町1丁目6−8 DSJ本社ビル
大阪Show Room
大阪府大阪市中之島6丁目1番38号
アクセス情報 金沢本社
・金沢駅から徒歩約15~20分
・金沢西ICから車で約10分程度
大阪Show Room
・京阪中之島線「中之島駅」から徒歩約5~7分
・JR東西線「新福島駅」から徒歩約15分
・阪神電車「福島駅」から徒歩約15分
料金・プラン 機数、場所、内容などにより制作費が変わります。ご検討の際は『お問い合わせフォーム』よりご連絡ください。
ドローンショー実績 ・2024.08.10 富士急ハイランド開業60周年記念ドローン&花火ショー
・2024.07.09 YOKOHAMA STAR☆NIGHT 2024 DRONE LIGHT SHOW
・2024.05.14 くるぞ、万博。1 year to go.スペシャルドローンショー
・2023.12.24 STARDANCE in 横浜・八景島シーパラダイス
・2023.09.03 【HONDA創立75周年記念イベント】23栃木祭り
など他多数
お問い合わせフォーム https://droneshow.co.jp/contact/

ドローンショー事業はもちろん、ドローンを使用した広告事業や、ドローンショー用機体「unika(ユニカ)」の自社開発なども行っています。

ドローン機体「unika」は唯一の国産ドローンショー専用機体で、小型で軽量化されたボディに高精度な飛行システムを備え、鮮やかな光の演出を可能にしました。

株式会社ドローンショー・ジャパンは、日本初のドローンショー専門企業として、2020年に設立されました。

2020年に石川県金沢港でのドローンショーを成功させた後、全国各地の様々なイベントやテーマパーク、スポーツ行事などで250件以上のドローンショーを手がけ、国内実績数No.1となっています。

2024年7月には、日本プロ野球過去最大のドローンショーとして、横浜DeNAベイスターズ主催『YOKOHAMA STAR☆NIGHT DRONE LIGHT SHOW』を実施しました。


500機のドローンが横浜DeNAベイスターズの選手たちの勇姿を描き、X(旧Twitter)では、「めちゃ感動した」「幻想的で素晴らしかった」など多くの投稿が呟かれていました。

革新的な技術を用いて「驚き」と「感動」で人々を笑顔にしたいという思いをもとに、今後も老若男女問わず楽しめるドローンショーを開催します。

国内実績最多のドローンショー企業『ドローンショー・ジャパン』とは?過去事例を紹介!

2.株式会社レッドクリフ

株式会社レッドクリフは、令和元年に創業されたドローンショー事業を主軸とした東京の会社です。

会社名 株式会社レッドクリフ
所在地 〒105-0001東京都港区虎ノ門5-9-1 麻布台ヒルズガーデンプラザB
アクセス情報 ・東京メトロ日比谷線「神谷町」駅から徒歩4分、「虎ノ門ヒルズ」駅から徒歩9分
・東京メトロ南北線「六本木一丁目」駅から徒歩9分
料金・プラン ・スタンダードプラン:200機〜400機
・プレミアムプラン:500機〜1,000機以上
費用についてはお問合せください。
ドローンショー実績 ・2024.8.24 第22回かごしま錦江湾サマーナイト大花火大会ドローンショー
・2024.8.17、18 第30回ひたちなか祭りドローンショー
・2024.8.14 第37回関門海峡花火大会門司ドローンショー
・2024.8.10 第69回とりで利根川大花火ドローンショー
・2024.8.3、4 松江水郷祭湖上花火大会 ドローンショー
など他多数
お問い合わせフォーム https://redcliff-inc.co.jp/contact/

株式会社レッドクリフは、ドローンショー事業をメインとしていますが、ドローンを使用した企業紹介のプロモーション撮影や、地上波テレビ局の素材撮影協力、ゴルフ場の撮影、6K映像撮影や360度撮影、VR撮影などの特殊映像撮影も行っています。

株式会社レッドクリフの大きな特徴として、国内最大級の3,000機以上を日本国内で一括管理しているということです。

大型ドローンショーの実績は国内No.1で、1,000機以上のドローンを扱うような大型のショーを多数実施しています。

また、株式会社レッドクリフは、2024年9月15日に世界の果てまでイッテQにおいて、500機のドローンショーで内村光良氏の還暦をお祝いしたショーを実施しました。

X(旧Twitter)では、「ドローンで作られた内村光良さん凄い!」「ロゴに感動した!」など多くの投稿が寄せられていました。

「日本のドローンショーで世界に感動を与えたい」という思いをビジョンに、株式会社レッドクリフは、これからも人々の記憶に残るドローンショーを世界に発信していきます。

3.東洋音響株式会社(Sinfonia by Toyo Onkyo)

東洋音響株式会社(Sinfonia by Toyo Onkyo)は、昭和39年創業に米国製ジュークボックスの輸入販売業から始まり、現在では音響・映像・照明・カラオケ機器の販売・レンタルなどを主力とした京都の会社です。

会社名 東洋音響株式会社
所在地 〒610-1142
京都市西京区大枝東新林町2-11
アクセス情報 ・桂川駅からバス乗車「小畑川公園北口」下車徒歩2分
料金・プラン 50機でのショー 1,300,000円~/日
100機でのショー 2,300,000円~/日
300機でのショー 5,000,000円~/日
ドローンショー実績 ・2024.08.31 香川県丸亀市 NEWレオマワールドドローンショー
・2024.08.11 亀岡花火大会ドローンショー
・2024.08.09 桂駐屯地 納涼夏祭りドローンショー
・2023.10.06 Winter Fantasy in Kameokaドローンショー
・2023.09.28 大堰川フェスティバル2023
お問い合わせフォーム https://sinfonia.kyoto.jp/お問い合せ/

Sinfonia by Toyo Onkyoは東洋音響株式会社が手掛ける、総合イベント企画・ドローンショー企画運営を主軸とした部門です。

小規模~中規模のショーをメインに行っており、花火大会のオープニングイベントなどでアニメーションに工夫を凝らしたショーを作り出しています。

また、地域の高校や大学とコラボして、ワークショップでドローン操縦のプログラム体験を実施したりと、「ドローンショーの迫力と感動を実際に届けたい」という思いでドローン技術を広める活動も積極的に行っています。

4.株式会社スペースワン(インドアドローンショー)

株式会社スペースワン(インドアドローンショー)は、ドローンスクールの運営や、屋内でのドローンショーをメインに手がける福島の会社です。

会社名 株式会社スペースワン
所在地 福島本社
〒963-8833 福島県郡山市香久池1-17-3
東京営業所
〒110-0005 東京都台東区上野1-20-1-5F
アクセス情報 福島本社
・郡山駅から車で約10分
・安積永盛駅から車で10分
東京営業所
・JR「御徒町」駅から徒歩2分
・東京メトロ銀座線「上野広小路」駅から徒歩1分
・東京メトロ日比谷線「仲御徒町」駅から徒歩4分
・東京メトロ大江戸線「上野御徒町」駅から徒歩5分
料金・プラン ・1日開催(20機)プラン:580,000円
・教育機関向けプラン:250,000円
・導入支援プラン:応相談
その他詳細はお問合せください。
ドローンショー実績 ・2023.11.29 東京都立荒川工科高等学校インドアドローンショー
・2023.10.26 SDTC オープニングセレモニー
・2023.9.28 郡山女子大学付属高校 学内ショー
・2023.9.14 インドアドローンショー事業お披露目会
お問い合わせフォーム https://indoordroneshow.jp/form

2016年に福島ドローンスクールを開校し、以来様々な企業とドローンをつなげる役割を担ってきました。

地元中高校生を対象に、ドローンの知識を深める講義をしたり、実際に体育館でドローンショーを開催し見る機会を設けたりと、ドローンという最新技術を身近に感じられるような活動をしています。

また、教育機関やドローンショーを導入したい企業向けに、インドアドローンショー導入講習も行っており、ドローンや機材の設定やプログラムソフトの使い方など、ドローンショー事業に必要なノウハウを伝えています。

天候に左右されない屋内のドローンショーは小規模で開催出来るので、比較的低予算での実施が可能です。株式会社スペースワン(インドアドローンショー)は、ライブやスポーツ、結婚式や企業イベントの場で屋内ドローンショーという新しいエンターテインメントを事業展開していきます。

おすすめドローンショー会社が開催したドローンショーの予定や過去事例を紹介

株式会社ドローンショー・ジャパンは、2024年8月、富士急ハイランド開業60周年記念として6日間にわたりドローンショーを開催しました。

富士急ハイランド初の大規模ドローンショーの開催でしたが、これにより観客数は前年同期間比140%超えとなり、ドローンショーの新たな可能性を切り開く結果となりました。

また、株式会社レッドクリフは、2024年8月に「第40回 関門海峡花火大会」のサプライズイベントとして「海峡ドローンショー」を開催しました。

昨年成功を収めた500機のドローンショーからさらにスケールアップし、800機のドローンがイルカやクラゲ、真珠貝などの海の生物を夜空に描き、大迫力のドローンショーとなりました。

今後も全国各地で多数のドローンショーの開催が予定されています。

まだドローンショーを見たことがないという方は、これを機にぜひイベント情報をチェックして、その迫力と感動を体感してみてください。

当サイトでもドローンショー予定について、毎月情報を更新していますので、是非一度チェックしてみてください。

【2024年最新情報】ドローンショー開催予定まとめ

まとめ

本記事では、おすすめのドローンショー開催企業の解説や、ドローンショー企業が開催したドローンショーの予定や過去事例を紹介しました。

ドローンショーは、複数のドローンをプログラミングによって同期させ、夜空に光のアートやアニメーションを描き出す技術です。

この技術は今後、企業プロモーションや大規模イベントでますます注目されていきます。

実際にイベントやプロモーションでドローンショーを開催したいという場合、ドローンの機体数や演出の複雑さ、会場などにより費用は大きく異なり、小規模なショーで約100万円から、大規模なものでは1000万円を超えるものまであります。

ドローンショーの開催を検討している方は、しっかりと検討を重ね、信頼できる企業に依頼することが重要です。

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