【2024年最新版】おもちゃドローンとは?注意点や法律・おすすめドローン3選を徹底解説!

ドローン おもちゃのアイキャッチ画像

おもちゃドローン(トイドローン)は、100g未満で航空法の適用外であるため、基本的に誰でも自由に飛ばせるメリットがあります。

また、近年発売されているおもちゃドローンは、対戦型の機体やプロペラガードが付いた安全性の高い機体がラインナップされていることから、子供のプレゼントやドローン導入の第一歩機種として大人気です。

しかし、航空法の適用外で自由に飛ばせるおもちゃドローン(トイドローン)でも遵守しなければいけない法律や注意点がいくつも存在します。

そこでこの記事では、おもちゃドローンの概要や注意点、遵守するべき法律を徹底解説します。

この記事を読むと分かること
・おもちゃドローンの概要
・おもちゃドローンの注意点
・おもちゃドローンが対象の法律
・Amazonで購入できるおすすめのおもちゃドローン3つ

おすすめのドローンスクールは?
おすすめのスクールを知りたいという問い合わせを多く頂くため、当サイトのおすすめドローンスクールを紹介します。
当サイトのおすすめのドローンスクールは「ドローン免許学校(旧NBドローンスクール)」です!
株式会社スカイリードドローン免許学校は株式会社スカイリードが名古屋を中心に全国展開中のドローンスクールです。
当サイトでも1番おすすめのスクールで、最も受講生をご紹介させて頂いています。
▼ドローン免許学校の情報
ドローン免許学校の概要
どのドローンスクールも教えられる内容には大差はなく、受講する生徒のほとんどが講師の人柄やアフターフォロー(仕事紹介)などでスクールを選択しています。
NBドローンスクール時代からも丁寧な事前説明〜受講〜受講後対応により、多くの方に選ばれています。
無料説明会を聞いてみる

▼おすすめのドローンをもっと詳しく▼

おもちゃドローンとは?

おもちゃドローンの画像

出典:楽天

おもちゃドローンとは、一般的に100g未満の『トイドローン』のことを指し、航空法では模型航空機に分類されるモデルを指します。

2022年6月20日に航空法が改正され、100g以上のドローンは模型航空機から無人航空機として扱われるようになり、規制が強化されました。

100g未満のトイドローンに関しては、機体登録やリモートIDの搭載義務はありません。

手軽に購入して飛行させることができるため、特に趣味として高い人気を誇っています。

今回は、トイドローンに関連する注意点や適用される法律について詳しく解説していきます。

航空法の対象外であるトイドローンにも適用される法律が存在するため、しっかりと理解しておきましょう。

おもちゃドローン3つの注意点

ここでは、おもちゃドローンを扱う際に注意する3つのポイントを徹底解説します。

おもちゃドローンの注意点
1.100g以上ドローン(トイドローン)は航空法の対象
2.技適マークがついているドローン(トイドローン)を購入する
3.破損や事故のリスクがある

それではここから、1つずつ注意点を紹介していきます。

1.100g以上のドローン(トイドローン)は航空法の対象

DJI MINI 2SEの画像

出典:DJI

おもちゃドローンを扱う際の注意点1つ目は、100g以上のトイドローンは航空法の適用対象になってしまうことです。

トイドローンは航空法の規制が比較的少ないものの、それは「100g未満」の機体に限られます。

そのため、100g以上のドローンは、商品名に「トイドローン」と記載されていたとしても、多くの航空法規制が適用されます。

例えば、屋外で飛行させる場合は、機体の登録やリモートID機器の搭載が必要となります。

2022年6月20日に航空法が改正され、それまで200g以上が無人航空機とされていた基準が100g以上に変更されました。

そのため、2022年6月20日以前に発売された重量100g〜199gのドローンの中には、商品名に「おもちゃドローン」や「トイドローン」と記載されているものもあります。

商品名に「おもちゃドローン」や「トイドローン」と書かれていても、100g以上の機体は多くの航空法規制を受けるため、その点を理解して購入することが重要です。

航空法の適用外に該当する100g未満のおすすめトイドローンについての詳しい概要は、下記記事で詳しく掲載しているのでご参照ください。

【2024年最新】100g未満でおすすめの小型ドローンをご紹介!

2.技適マークがついているドローン(トイドローン)を購入する

技適マークの画像

出典:総務省

おもちゃドローンを選ぶ際は、技適マークがついているトイドローンを購入しましょう。

技適マークとは・・・無線通信機器において、技術基準適合証明または技術基準適合認定、もしくはその両方を取得していることを示すものであり、総務省の規定によって定められています。

このマークがないドローンを飛行させることは、電波法に違反する行為となります。

さらに、飛行させなくても、電源を入れるだけで違反になる可能性があるため、必ず技適マークが付いたトイドローン(おもちゃドローン)を購入するようにしてください。

国内で販売されているドローンは基本的に技適マークが付いているので安心ですが、海外製品を購入する際には、技適マークが付いているかどうかを必ず確認することが重要です。

3.破損や事故のリスクがある

おもちゃドローンを扱う際に注意すべき点として、破損や事故のリスクがあることが挙げられます。

おもちゃのドローンであっても、プロペラが高速で回転するため、衝突時に怪我や破損のリスクが発生する可能性があります。

そのため、飛行時には安全面に十分配慮し、衝突のリスクを最小限に抑えることが重要です。

さらに、一部の製品には『プロペラガード』と呼ばれる、衝突時のリスクを軽減するための装置が付属しているものもあります。

特にお子様へのプレゼントとしておもちゃドローン(トイドローン)の購入を検討される場合は、プロペラガードが付いている製品を選ぶことをおすすめします。

おもちゃドローンが対象の法律とは?

100g未満のおもちゃドローン(トイドローン)は、航空法の適用外ですが、飛行させる際には他の法規制も考慮する必要があります。

ここでは、100g未満で航空法の対象外であるおもちゃドローンが対象となる法規制を徹底解説します。

おもちゃドローンが対象の法律
1.小型無人機等飛行禁止法
2.道路交通法
3.電波法
4.民法
5.文化財保護法
6.自治体の条例

それではここから、1つずつ詳しく解説します。

1.小型無人機等飛行禁止法

小型無人機等飛行禁止法の概要の画像

出典:警視庁

航空法の適用外である100g未満のおもちゃドローンは、小型無人機等飛行禁止法を遵守しなければいけません。

小型無人機等飛行禁止法とは・・・国の重要施設、例えば国土交通大臣が指定する空港の周辺地域(空港の敷地・区域やその周辺概ね300mの地域)の上空において、重さや大きさにかかわらず、小型無人機等を飛行させることが禁止される法律です。

そのため、100g未満で航空法の規制が少ないおもちゃドローン(トイドローン)も、国土交通省が指定する空港の周辺地域の上空においては飛行が禁止されています。

小型無人機等飛行禁止法のもっと詳しい情報を知りたい方は、警視庁『小型無人機等飛行禁止法』をチェックしてください。

2.道路交通法

100g未満のおもちゃドローン(トイドローン)は、航空法の適用外ですが、『道路交通法』を遵守しなければなりません。

道路交通法とは・・・道路上での危険を防ぎ、交通の安全とスムーズな流れを確保し、さらに道路交通による障害を防止することを目的とした法律です。

おもちゃドローン(トイドローン)であっても、道路上での離着陸など、通行を妨げる可能性がある行為は、道路交通法により禁止されています。

道路交通法について、もっと詳しい情報を知りたい方は、法務省『道路交通法』を参考にしてください。

3.電波法

ドローン等に用いられる無線設備についての画像

出典:総務省

100g未満のおもちゃドローン(トイドローン)は、航空法の適用外ですが、『電波法』を遵守しなければなりません。

電波法とは・・・電波の公平で効率的な利用を確保することで、公共の福祉を促進することを目的とした法律です。

おもちゃのドローンは、飛行時に電波を使用するため、通常は無線局の免許が必要です。

しかし、技適マークが付いている機体であれば免許は不要となるため、技適マーク付きのドローン購入をおすすめします。

4.民法

100g未満のおもちゃドローン(トイドローン)は、航空法の適用外ですが、『民法』を遵守しなければなりません。

民法とは・・・個人間の権利や義務に関する関係を規定した基本的な法律です。

この法律は、市民同士の関係を整理することを目的としており、その名の通り『民』のための法律となっています。

具体的には、肖像権や所有権、個人情報保護などの権利が含まれます。

おもちゃのドローン(トイドローン)であっても、プライバシーを侵害する行為は禁止されているため、撮影や飛行の際には十分に注意する必要があります。

5.文化財保護法

100g未満のおもちゃドローン(トイドローン)は、航空法の適用外ですが、『文化財保護法』を遵守しなければなりません。

文化財保護法とは・・・文化財の保存と活用、そして国民の文化的な発展を目的とした法律です。

国の重要文化財の周辺では、おもちゃドローン(トイドローン)であっても、飛行が禁止されているので飛行には十分に気を付けましょう。

6.自治体の条例

100g未満のおもちゃドローン(トイドローン)は、航空法の適用外ですが、『自治体の条例』を遵守しなければなりません。

自治体の条例とは・・・地方公共団体が独自に制定している規則のことです。

おもちゃドローン(トイドローン)であっても、自治体の規則により飛行が禁止されている公園などで飛ばすと、罰則の対象となる可能性がありますので、十分に注意が必要です。

Amazonで購入できるおすすめのおもちゃドローン3選

ここでは、Amazonで購入できるおすすめのおもちゃドローンを1つずつ詳しく紹介します。

今回紹介するおもちゃドローンは、全て100g未満であるため、航空法の適用外です。

おすすめのおもちゃドローン
1.Holy Stone HS420
2.DJI Tello
3.Holyton HT20

それではここから、1つずつ解説します。

1.Holy Stone HS420

Holy Stone HS420のAmazon画像出典:Amazon

おすすめポイント
・機体重量100g未満で航空法の適用外
・子供のお土産やプレゼントにも最適
・カメラ付きで高性能
・専用収納ケース付属
・9つのフライトアシスト機能搭載
・8,000円前後で購入できる

Holy Stone HS420は、機体重量100g未満で「手投げテイクオフモード」や「ジェスチャー撮影機能」が搭載されているカメラ付きトイドローンです。

手のひらサイズのトイドローンでありながらも、カメラ付きで高性能・専用収納ケースも付属しているなど付加価値が高く始めやすいという特徴があります。

ここで、Holy Stone HS420の基本情報を表にまとめたので紹介します。

機体サイズ 84×90×34mm
機体重量 約31g
飛行可能時間 約18分(バッテリー3個付き)
カメラ画質 HD1280×720P
伝送距離 約100m
周波数 2.4GHz
適応年齢
価格 約8,190円
主な機能 ・手投げテイクオフモード
・ジェスチャー撮影
・フライトアシスト機能

Holy Stone HS420は、9つのフライトアシスト機能が搭載されています。

1.高速旋回モード
2.ホバリングモード
3.緊急停止
4.軌跡飛行モード
5.3Dフリップ
6.ヘッドレスモード
7.2段階スピード切替
8.高度維持
9.モード1/2自由転換

これだけ多くの機能と高画質カメラが内蔵された機体にもかかわらず、8,000円前後の価格で購入でき、航空法の規制が少ないのでいつでもどこでもドローンの練習ができます。

Holy Stone HS420は、様々なフライトアシスト機能で安心・安全にドローンを飛行させながら操縦技術を学びたい方におすすめです。

2.DJI Tello

DJI TelloのAmazon画像出典:Amazon

おすすめポイント
・機体重量100g未満で航空法の適用外
・子供のお土産やプレゼントにも最適
・EIS(電子式映像ブレ補正)搭載のカメラ
・自動ホバリング機能
・ドローン入門機として最適
・4つのフライトアシスト機能搭載
・おもちゃドローンの中でも高性能で13,000円とリーズナブル

DJI Telloは、機体重量100g未満で「EIS(電子式映像ブレ補正)搭載のカメラ」や「自動ホバリング機能」が搭載されている高性能トイドローンです。

Telloは、最新技術を搭載したフライトアシストが搭載されているので、ドローンの操縦に慣れていない方や子供でも直感的に扱えるという特徴があります。

ここで、DJI Telloの基本情報を表にまとめたので紹介します。

機体サイズ 98mm×92.5mm×41mm
機体重量 80g
飛行可能時間 約13分
カメラ画質 写真:5MP(2592×1936)
動画:HD720p30
伝送距離 100m
周波数 2.4GHz
適応年齢
価格 約12,980円
主な機能 ・自動ホバリング
・EIS(電子式映像ブレ補正)搭載のカメラ
・Intelプロセッサー
・フライトアシスト機能

DJI Telloは、4つのフライトアシスト機能が搭載されています。

1.自動離陸/自動着陸
2.ローバッテリー保護機能
3.フェールセーフ保護機能
4.ビジョンポジショニングシステム

これだけ多くの機能と手ぶれ補正付きカメラが内蔵された機体にもかかわらず、13,000円前後の価格で購入でき、航空法の規制も少ないです。

DJI Telloは、ドローン初心者でも安心のフライトアシスト機能が備えられているので、操作が苦手な方や飛行が得意ではない方にもおすすめです。

3.Holyton HT20

Holyton HT20の画像出典:Amazon

おすすめポイント
・機体重量100g未満で航空法の適用外
・子供のお土産やプレゼントにも最適
・プロペラガードで子供でも安心に遊べる
・赤外線センサー内蔵
・障害物回避モード
・LEDライト搭載で暗い場所でも使用できる
・バッテリー3個付属で長時間飛行

Holyton HT20は一般的なドローンの形をしていますが、初めからプロペラガードがあるので子供でも安心して遊べるドローンです。

機体サイズ 98mm×92.5mm×41mm
機体重量 31g
飛行可能時間 21分
カメラ画質 なし
伝送距離 50m
周波数 2.4GHz
適応年齢
価格 4,890円
主な機能 ・ブーメランモード
・ホバリングモード
・速度調整
・障害物回避モード

Holyton HT20は本体に赤外線センサーが搭載されているので、触ろうとするとドローンが自動で離れる機能が搭載されてます。

HT20は、上に投げると自動で飛んでくれる機能やブーメランモード、ホバリングモードもあるので様々な楽しみ方ができます。

コントローラーからは速度の調節ができるので、自分の操作レベルに合わせた飛行ができるので安心です。

また、赤外線センサーを活用して壁や物との衝突を防ぐ障害物回避モードも設定できます

ドローンを操作するだけでなく、体も動かして遊びたい方はHolyton HT20がおすすめです。

また、前方にLEDライトが搭載されているので、暗い場所やドローンの前方が分かりやすくなります。

バッテリーは3個付属しているので、飛行させながら他のバッテリーを充電できるので、長時間遊べるドローンとなっています。

 

まとめ

本記事では、おもちゃドローンの概要や注意点を徹底解説しました。

また、100g未満で航空法の適用外であるおもちゃドローンが対象となる法律についても詳しく紹介しています。

重量100g未満のドローンは、航空法の適用範囲が狭いという特徴があります。

しかし、電波法や小型無人機飛行禁止法、道路交通法などの他の法律が適用されるため、適切なルールを守って飛行させることが重要です。

さらに、おもちゃドローン(トイドローン)の注意点として、技適マークの有無や、100g以上の重量であるにもかかわらず『おもちゃドローン』や『トイドローン』として販売されている製品が多数あることが挙げられます。

これからおもちゃドローンを購入する方や、おもちゃドローンをお子さんにプレゼントしたいと考えている方は、法規制や注意事項を理解した上で、購入や飛行を行いましょう。

関連記事

  1. 地震で被害を受けた能登半島におけるドローン活用事例まとめのアイキャッチ画像

    地震で被害を受けた能登半島におけるドローン活用事例まとめ

  2. ドローン 農薬散布 代行のアイキャッチ画像

    ドローン農薬散布代行業者を徹底比較!サービスの種類やメリット、選び方を紹介

  3. DJI公式サイト「Phantom 4 Pro V2.0」の画像

    DJI Phantom 4 Pro V2.0を紹介【プロ仕様の空撮ドローン】

  4. ドローンショー 東京のアイキャッチ画像

    【最新版】2024年に東京で開催予定のドローンショーはある?過去事例も合わせて紹介!

  5. 【DJI カメラ】DJIのOSMOシリーズ、ジンバルが注目されるのは理由とは

  6. ドローンの輸入・輸出にはどんな規制がある?

おすすめのドローンスクールはこちら
無料説明会はこちらから
おすすめのドローンスクールはこちら
無料説明会はこちらから