JUIDA認定資格の申請方法は?認定証の手続きや申請にかかる費用を解説

国内最大のドローン団体であるJUIDA(一般社団法人日本UAS産業振興協議会)では、ドローン操縦の知識や操縦技術を習得できるスクールを全国に展開しています。

このスクールに通うと、ドローンのJUIDA認定資格が取得可能です。

そんなJUIDA認定資格ですが、どのように申請するのか気になる方も多いのではないでしょうか。

本記事では、JUIDA認定資格について申請方法から認定証の手続きの流れ、さらには申請にかかる費用や注意点などについて詳しく解説しています。

ぜひ、参考にしてみてください。

この記事を読むと分かること
・JUIDA認定資格の申請方法の具体的な流れ
・JUIDA認定資格の申請の際に注意すべきこと
・JUIDA認定資格の申請・更新・年会費などの費用

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JUIDAの認定資格の申請方法を解説

JUDIAの認定資格には、「航空機操縦技能証明証」と「航空機安全運航管理者証明証」と二つの認定資格があり、それぞれ有効期限は2年間でその都度更新申請が必要になります。

2つの認定資格はJUIDAが定めた条件を満たしたうえで、本人がオンライン申請が必要です。

大まかな流れは同じですが、手数料等異なる部分があるので、自分の申請したい認定資格に合わせて確認しておきましょう。

それではJUDIAの認定資格の申請について、4ステップに分けて具体的に見ていきます。

1.JUIDA認定スクールの修了

JUIDAが認定スクールとは、無人航空機の健全な発展のため、安全な知識・技術を有する人材の養成を行っているスクールです。

全国で300校を超える規模で拡大しており、インドネシアを拠点としたスクールの開校も予定されています。

JUIDAの認定資格の申請には、まずJUDIA認定スクールの修了が必須です。

JUIDAの認定資格の2つ、「航空機操縦技能証明証」と「航空機安全運航管理者証明証」それぞれに条件があるので、わかりやすく表にまとめました。

航空機操縦技能証明証申請資格 航空機安全運航管理者証明証申請資格
年齢 16歳以上(未成年の場合、親権者の同意が必要) 18歳以上
JUIDA認定スクール 修了者(3カ月以内) 修了者(3カ月以内)
JUIDA会員 正会員または準会員 正会員または準会員
その他 特になし すでに個人会員の場合、個人会員専用サイトから申請の必要あり

2.証明証の申し込み

JUIDAの公式ウェブサイトから、証明証の申し込みを行います。

必要な書類等は以下の通りです。

・本人の顔写真画像
・本人確認書類の写真画像
・JUIDA認定スクールが発行した修了証
※満18歳未満の場合は、以下2つも必要
・親権者との続柄がわかる住民票「親権者と別居している場合や未成年後見人の場合は戸籍謄本(全部事項証明)」
・親権者の同意書

3.振込

申し込みが完了すると、登録したメールアドレスに支払いに関する内容のメールが届くので、指示に従って振り込みを行います。

会員費については、以下のようになります。

個人会員費(非課税)

準会員
入会費 免除
年会費 5,000円

初年度の年会費に関しては、入会申請日によって満額・4分の3・半額・4分の1としっかりと減額されるので、入会する時期によって損することはないので安心してください。

また、毎月20日以降に受付した申し込みは翌月受付扱いとなるので注意しましょう。

4.証明証の交付とお届け

JUIDAにて入金確認が完了したら、翌々月の初日に証明証が交付されます。

自宅に届くものとしては、証明証・バッジ・手帳の3点です。

1つ注意していただきたいのは、証明証に関して毎月20日までの申請完了の場合は翌々月の初日に交付されますが、20日以降に申請完了の場合は3か月後の初日の交付となる点です。

例:5月20日に申請完了した場合→7月1日に交付、5月21日に申請完了した場合、8月1日に交付

なるべく早く証明証を交付したい場合は、毎月20日までに申請を済ませておくのがおすすめです。

また、交付までの期間に証明証な必要な場合、JUIDAでの入金が確認されていれば会員専用サイトより「仮証明証」を発行できるので、急ぎで証明証が必要な方は活用してみるものよいでしょう。

JUIDA認定資格申請の際の注意点を解説

JUIDA認定資格の申請の流れについては、ご理解いただけたでしょうか。

上記のようにJUIDA認定資格の申請はとても簡単ですが、注意点もあります。

いくつか注意しておきたいポイントがあるので、それぞれ詳しく見ていきましょう。

修了証受領後3カ月以内に申請を行わないと申請資格が失効する

JUIDA認定スクールで修了証を受領した後、3カ月以内に申請をしないと申請資格が失効してしまいます。

申請は、身分証(保険証、免許証、住民基本台帳カード)のコピー、証明写真、修了証のコピーの3つで簡単に申請が可能です。

時間をかけて認定スクールで修了証を受け取っても、失効してしまっては意味がありません。

失効の期限は3カ月ですが、なるべく余裕をもって早めに申請しましょう。

申請や入金後すぐに証明証は交付されない

JUIDAの認定資格ですが、申請や入金後にすぐに証明証が交付されるわけではありません。

毎月の20日までに申請をしても、最低2カ月程度かかることを頭に入れておきましょう。

しかし、先ほども紹介した入金確認後に発行可能な「仮証明証」もあるので、すぐに必要な場合はこちらの発行がおすすめです。

JUIDAの年会費や証明証の申請費用を解説

JUIDA認定資格を取得するためはJUIDAの会員になることが必須条件です。

それには会員費がかかるほか、JUIDA認定資格の申請料や更新料も必要となります。

支払うものが多く、何を支払えばいいかわかりにくいと思われる方もいるでしょう。

そんな方のために、年会費と証明証の交付・更新にかかる費用をそれぞれ詳しく紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください。

JUIDAの入会金と年会費

JUIDAの入会金と年会費を正会員と準会員それぞれ表にまとめて、紹介していきます。

こちらは、団体会員であっても没に個人会員への入会が必要です。

正会員 準会員
入会金 50,000円 0円
年会費 10,000円 5,000円

※年会費は入会日に応じて減額されます

正会員と準会員の違いについて、正会員はJUIDAの議決権を得られますが、必要ない方は準会員の入会で問題ありません。

受講するスクールによっては、入会金を負担してもらえるところなどもあるため、スクールを選ぶ際には詳細を確認してみましょう。

証明証の交付や更新にかかる費用

証明証の交付と更新にかかる費用についてまとめていきます。

更新に関しては2年ごとに必要です。

JUIDAから個別に連絡が来るのでチェックしておきましょう。

JUIDA証明証発行料 JUIDA証明証更新料
無人航空機操縦技能証明証 22,000円 7,700円
無人航空機安全運航管理者証明証 16,500円 3,300円

スクールによっては、料金の支払い申請を代行してくれる場合もあるので、忙しい方はこちらを検討してみるのもよいでしょう。

まとめ

本記事ではJUIDAの申請方法について申請の流れ、注意点や費用について詳しく解説してきました。

JUIDAの認定資格は、国内で最も歴史をもつ無人航空機の技能証明であり多くのドローンパイロットが活躍しています。

ライセンスの国家資格化が2022年の12月より予定されていますが、JUIDA認定資格を保持していれば従来通りの使用が認められる予定です。

JUIDAの認定スクールは全国にスクールが開校されていて、英語での受講も可能となっており、実績も2万件を超えているので安心して利用できます。

ドローン免許の取得を考えている方は、JUIDAでの資格取得を検討してみてはいかがでしょうか。

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